不在論: 根源的苦痛の精神分析

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  • Amazon.co.jp ・本 (135ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784422115238

作品紹介・あらすじ

精神分析は治そうとするのでもなければ、癒そうとするのでもない。こんがらがった不幸が、ありきたりの不幸に戻るように…、その不幸にもちこたえる力が高まるように…。人の苦悩の根源的な体験"対象の不在"喪失の痛みをもたらす"不在の対象"を見つめる。

感想・レビュー・書評

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  • 人間を構成する一部にある根源的苦痛と精神発達についての、深い考察に魅せられるが、それ以上に人間として生きるための本質が完結に言語化されていて、専門書なのに涙した。

  • 喪失の体験が生かされていく過程(特に乳児の心性)が、わかりやすく書かれています。対象関係論の複雑な部分が、かゆいところに手が届くように書かれていて、臨床実践に役立つと思いました。

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著者プロフィール

1950年佐賀市に生まれる。1975年熊本大学医学部卒業。1999年精神分析個人開業。現在京都大学大学院教育学研究科教授,日本精神分析協会正会員,日本精神分析学会運営委員。著書 「対象関係論を学ぶ―クライン派精神分析入門―」(岩崎学術出版社),「分析空間での出会い」(人文書院),「分析臨床での発見」(岩崎学術出版社),「私説対象関係論的心理療法入門」(金剛出版),「精神分析体験:ビオンの宇宙―対象関係論を学ぶ立志編―」(岩崎学術出版社),「分析実践での進展」(創元社),「不在論」(創元社),「摂食障害との出会いと挑戦」(共著,岩崎学術出版社)その他。訳書 ケースメント「患者から学ぶ」,「あやまちから学ぶ」,「人生から学ぶ」(訳・監訳,岩崎学術出版社),ビオン「ビオンの臨床セミナー」(共訳,金剛出版),「再考:精神病の精神分析論」(監訳,金剛出版)その他。

「2018年 『連続講義 精神分析家の生涯と理論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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