発達障碍の精神療法 あまのじゃくと関係発達臨床

  • 創元社 (2016年7月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784422116198

作品紹介・あらすじ

発達障碍と呼ばれる人の内面にも「生々しい感情」が蠢いている。日頃は沈潜している「思い」に触れるために心得ておくべきこと。それは、「甘えたくても甘えられない」心境からの「負の循環」を見すえること。そして、不安と緊張から多様な困難や病態に至っているのを了解すること。――本書では、前半できめ細かな「関係発達臨床」の心得を説き、後半で、乳児期から成人期までライフサイクル軸の実践知を総覧する。

感想・レビュー・書評

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  • 「親の育て方のせい」と誤解されてたたかれて…とあとがきにありましたが、それでも「関係性」を中心に何十年も臨床実践をつみかさねてきた集大成はすごいなあと思います。
    たくさんの事例があるのもとてもよかったです。
    読みものとして楽しんだり、そういうふうに受け止めるのかと驚いたりしました。

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著者プロフィール

1949年鳥取県米子市生まれ。児童精神科医、医学博士、日本乳幼児医学・心理学会理事長。1975年九州大学医学部卒業。福岡大学医学部精神医学教室入局後、福岡大学医学部講師、大分大学教育学部助教授、東海大学健康科学部教授、大正大学人間学部教授を経て、2012年より西南学院大学人間科学部教授、2014年より西南学院大学大学院臨床心理学専攻教授を併任。現在に至る。クリニックおぐら(東京都世田谷区)でも診療を行う。(2018年7月現在)

「2018年 『関係の病としてのおとなの発達障碍』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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