性格は変えられる (アドラー心理学を語る1)

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レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784422116310

作品紹介・あらすじ

日本におけるアドラー心理学の先駆者にして第一人者が、対話形式で易しく著した実践講座。変えられない性格とは何かを根本から解き明かし、自分を変える方法を具体的に例示しながら、アドラー心理学の究極目標である「共同体感覚」について分かりやすく解説していく。親しみやすく自由自在な語りを通して、アドラーの教えを実践・指導し、多くの後継者に伝えてきた真髄に触れる全4巻シリーズの第1巻。

感想・レビュー・書評

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  • インタビュー形式が良いのか悪いのか判断つかないが、筆者の考え方にはなるほどと納得する部分は多かった。性格は変えられる、というタイトルとは合っていないような気もする…

  • 1987年初出の『オルタナティブ・ウェイ』の再販となる実践講座シリーズ4巻。アドラー心理学の教科書というようような概括的な内容ではなく、著者が学んだアドラー心理学についてインタビュー形式で語ったような内容。なので、一般向けといっても、いきなり本書ではなく、他の入門書などで軽くお勉強してからの方が分かりやすいと思う。
    第1巻では、性格=ライフスタイル、集団のルール、そして共同体感覚について語られている。
    単にアドラーが、あるいは学派では、という説明ではなく、ラマナ・マハリシや老子、他の心理学の言及も踏まえて著者なりの捉え方で、人柄というか癖も感じられるが、突っ込んだ内容は新鮮に読めた。
    17-56

  • 考えるな、行動しろ。
    ということでしょう。興味深い内容で一読しただけでは全てを理解するのは難しかった。
    第2巻を読むのが楽しみ。

  • 「ライフスタイル診断なんてできなくたって、幸福に暮らしていけるんだから。手術の仕方を知らなくても、幸福にくらしていけるようにね。外科医になる人だけが手術のやり方を習えばいい。アドレリアン・カウンセラーになる人だけが、ライフスタイル分析のやり方を習えばいい。」(p.84)
    そうなのだろうが、読んでいくうちに、ライフスタイル診断ができるようになりたい、アドレリアン・カウンセラーになりたい、と思ってしまった。
    でもそう思いながら、きっとすぐには行動に移せない。分析せずに、行動すべきなのだけれど、会社辞めたいけど、やめられないなぁ、とか、自分を変えたくないばかりに、分析ばかりして、結局、いつまでたっても行動に移すことができない。行動できない限りは、アドラー心理学を真の意味で理解した、とは言えないのでしょう。

  • 対話型で話が進むのだが、正直なところ分かりにくい。
    どっちつかずな話が多くて理解しづらいことが多く、
    読み進めるのに少し苦労しました。

    もう少し分かりやすく書けばいいのに・・・と思う。
    内容としては悪くはないけど、おススメは出来ないかな。

    【勉強になったこと】
    ・統覚バイアス
     人間は自分の性格に一致するように外界の出来事に
     意味づけをする。

    ・人間が性格を変えたがらない理由
     ①保守的だから
     ②思い込みに凝り固まっているから
     ③個人と環境の相互作用の中で安定してしまうから
     ④自分の性格にたっぷり投資しているから

    ・性格を変えたいなら、「同じでいる努力をやめる」
     と宣言したほうが変わる。

    ・性格そのものの分析とか、現在直面している問題と
     性格との関係とかは、誰かに分析してもらうしかない。
     自分で分析しても、それ自体にバイアスがかかり、
     正しく分析できない。

    ・遺伝や環境も性格形成には欠かせない要素だが、
     最終的に決めるのは自分の決断してきたこと。
     これは子供のころからの選択してきた内容が、
     そのまま性格形成に反映される。

    ・今ここで何を決断し実行するかだけが、幸福への鍵。

    ・思いやりの深い人は、「私は言われなくても、相手の
     気持ちを察してあげなければならない」という信念と
     同時に、「だから、相手も私の気持ちを察するべき」
     という信念ももっている。

    ・何々をやめるだけでは人は変わらない。
     何々をやめて何をしようと変化後の行動を定義する
     必要がある。

    ・共同的感覚の三要素
     自己受容、基本的信頼感、貢献感

    ・信頼するということは、「だまされる覚悟をする」こと

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プロフィール

1948年生まれ。大阪大学医学部卒。シカゴ・アルフレッド・アドラー研究所留学、神戸家庭裁判所医務室技官勤務の後、新大阪駅前にて相談施設(アドラーギルド)開業。日本アドラー心理学会認定指導者、初代日本アドラー心理学会会長。著書『クラスはよみがえる』、訳書『アドラーの思い出』(いずれも創元社)など。

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