「自分」とは何か 日常語による心理臨床学的探究の試み (アカデミア叢書)

  • 創元社 (2018年4月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (232ページ) / ISBN・EAN: 9784422116464

作品紹介・あらすじ

「『自分』とは何か」という問いは、心理臨床学にとって根本的な問いであり、古来世界中で考えられてきたテーマにもつながっている。本書では、Freudの「自我」、Jungの「自己」、Kohutの「自己」、Sullivanの「自己」、Eriksonの「アイデンティティ」といった西洋の心理学的概念との比較や、「自分らしさ」「自分がない」についての調査研究によって、「自分」の独自の特徴を心理臨床学的に考察する。さらに、平野啓一郎の小説に登場する「分人」を手掛かりとした考察や、オンラインゲームなどの仮想空間における「自分」の研究というアプローチをとおして、現代の心理臨床学的課題に対して、「自分」という日常語による心理臨床学的探究を試みる。

感想・レビュー・書評

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  • 【目次】

    序章 心理臨床における「自分」という日常語

     第Ⅰ部 心理臨床学的観点から見た「自分」

    第1章 類縁の心理学的概念との比較から見た「自分」

    第2章 他者との関係における「自分らしさ」

    第3章 「自分がない」という言葉が表すもの

     第Ⅱ部 現代の「自分」についての心理臨床学的考察

    第4章 「分人」を通して見る現代の「自分」

    第5章 仮想空間における「自分」

     終章 「自分」と現代の心理臨床

  • いまの臨床心理学みたいなのはこうなっているのか。最初の方はフロイト、ユング、コフート、サリヴァン、エリクソンとその筋の大物が並ぶ。そこらへんは知らんことが多くて勉強になる。実証研究ではロールシャッハとかもまだ使ってるのね。問題意識はおもしろそうで、うしろの方は「分人」とか「仮想空間における〜」みたいな話になっている。

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著者プロフィール

時岡良太(ときおか・りょうた)
1986年生まれ。京都大学大学院教育学研究科臨床教育学専攻博士後期課程研究指導認定退学。博士(教育学)。臨床心理士。京都大学大学院教育学研究科附属臨床教育実践研究センター特定助教を経て、現在、学生相談室や総合病院にて臨床心理士として勤務している。専門は臨床心理学、心理療法。論文に「仮想空間における「分身」についての心理臨床学的考察」(京都大学大学院教育学研究科紀要,60,2014年)、「「自分がない」という日常語の意味についての心理臨床学的考察」(心理臨床学研究,第33巻第6号,2016年)など。

「2018年 『「自分」とは何か』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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