魂の論理的生命 心理学の厳密な概念に向けて

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  • Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784422116792

作品紹介・あらすじ

「魂の論理」としての心理学は、止揚された科学/宗教/医学として、現代における生のリアリティーに、自らの論理的形式の変革によって応じていかなければならないが、いまだ感覚・知覚、イメージという体験のレベルにとどまり、真に概念的で論理的なレベルへの移行を成し遂げていない。それを可能とする「心理学の厳密な概念」とは何か? ユング派を代表する論客が心理学の現状を徹底的に批判しながら展開する革新的な心理学論。

著者プロフィール

(Wolfgang Giëgerich)
一九四二年生まれ。ドイツ連邦共和国ベルリン市在住。米国ニュージャージー州立大学ドイツ文学の教授職を辞して心理学へ転じ、一九七六年よりユング派分析家。二十世紀の東西思想の結節点となったエラノス会議にてくり返し演者を務めるところから始まり、現在までユング思想を牽引し続けている。既刊邦訳に『魂と歴史性』『神話と意識』(いずれも日本評論社)、『魂の論理的生命 心理学の厳密な概念に向けて』『ユングの神経症概念』『仏教的心理学と西洋的心理学』(いずれも創元社)、「抑圧された忘却 アウシュヴィッツといわゆる〈記憶の文化〉」(『ホロコーストから届く声』所収、左右社)などがある。また夢分析論の決定版とも言える『夢と共に作業する』(日本評論社)が近刊予定。

「2023年 『家族のおわり、心のはじまり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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