意識的な行動の無意識的な理由 心理学ビジュアル百科 認知心理学編

  • 創元社 (2018年10月4日発売)
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本 ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784422116846

作品紹介・あらすじ

人間の理性的で意志や意図を伴ったように見えるふるまいも、
その要因やメカニズムを探っていくと、驚くべき地平が開けてくる!

巧妙に計画された実験を中心に、近年は脳神経科学や進化心理学の手法を駆使して、
知的興奮に満ちた数々の発見を成し遂げてきた認知心理学の最前線から、
知覚、記憶、思考、言語など人間の複雑で高度な心理的機能の謎を解き明かしていく。

◎気鋭の日本人心理学者による全編書き下ろし
◎本文オールカラー、100点以上のグラフィックス
◎高校生から楽しめる、基本を押さえた丁寧な記述
◎最新の学術論文を多数収めた充実の参考文献リスト

感想・レビュー・書評

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  • 【要点・まとめ】
    ・テトリスはPTSDの回復のキッカケになる
    ・精神疾患の人は創造性が高かったり、学歴が高かったりする

  • ■■評価■■
    ★★★★☆

    ■■概要・感想■■
    ○単なるhowto 本というよりも、メモを通して獲得した人生哲学を熱く伝え投与言う本。
    ○もちろんhowto的な要素もあるので、バランスが良いなと思う本であった。

  • 最近の認知心理学の知見をイラストたくさんで紹介したものだけど、おもしろいな。赤を中心に、一部の女性は男性と知覚がちがうかもしれない、とか。

  • オールカラー。著者は九大の認知心理学の先生たちが多い。
    図を多用する本はあるけれど,この本は写真やイラストを使っている。説明する概念にぴったり合うフリーの写真やイラストはなかなかないから,出版社がそこにも手をかけたのかなぁ。背景や周辺余白にも図柄が入っているページが多い。この効果は認知心理学的な裏付けがあるのか,単なるデザインなのか。

  • (30分スキミング)

    カラーで見やすい。

    ストーリーにすると記憶に残りやすい

  • 図もたくさん入ってて読みやすいし、内容もおもしろい!
    のに、全然読み進まない、、笑

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著者プロフィール

越智 啓太(おち・けいた)
法政大学文学部心理学科教授。
横浜市生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科心理学専攻修了。警視庁科学捜査研究所研究員などを経て現職。臨床心理士。専門は、プロファイリングや虚偽検出等の犯罪捜査への心理学の応用。その一方で、素朴なオモシロ研究を愛しさまざまな論文を密かに読み進めてきた。また、これらの研究を追試することを生きがいにしている。最新論文は「恋愛関係における『恋は盲目』バイアス」(法政大学文学部紀要)で、今の恋人は過去の恋人よりもかっこよく(美しく)みえることを科学的に明らかにした。
著書は、『ケースで学ぶ犯罪心理学』(北大路書房)、『テキスト 司法犯罪心理学』(北大路書房)、『臨床心理学と記憶心理学のコラボレーション』(北大路書房・共著)、『美人の正体』(実務教育出版)、『恋愛の科学』(実務教育出版)、『progress and application 司法犯罪心理学』(サイエンス社)など多数。
テレビ・映画等メディアでも、犯罪心理学や社会心理学の観点から多くの人気ドラマを監修、コメント出演をしている。
趣味は授業と資格取得。「甲種火薬類取扱保安責任者免状」「警戒業務管理者・専従警戒要員」「心電図検定」などマニアックなものを中心に多数の資格をもつ。

「2021年 『すばらしきアカデミックワールド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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