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本 ・本 (552ページ) / ISBN・EAN: 9784422117294
作品紹介・あらすじ
私たちはストレスに満ちた世界に生きている。現代は、いかにしてストレスの時代となったのか。本書は、ウォルター・キャノンやハンス・セリエらの生物学的研究からリチャード・ラザルスをはじめとする心理学的研究まで、ストレスの科学的研究の発展の歴史を社会・文化的な文脈に位置づけながら明らかにする。現代を象徴する経験であり言説であるストレスというハイブリッドな現象を総合的な視点から描き出す他に類を見ない大著。
感想・レビュー・書評
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【書誌情報】
ストレスの歴史――科学的研究の発展と社会・文化の影響
原題:The Age of Stress: Science and the Search for Stability
著者:Mark Jackson
監訳:丸山 総一郎
刊行年月日:2024/06/10
ISBN:978-4-422-11729-4
定価:8,800円(税込)
判型:A5判 217mm × 160mm
造本:上製
頁数:552頁
現代はいかにしてストレスの時代となったか
私たちはストレスに満ちた世界に生きている。現代は、いかにしてストレスの時代となったのか。本書は、ウォルター・キャノンやハンス・セリエらの生物学的研究からリチャード・ラザルスをはじめとする心理学的研究まで、ストレスの科学的研究の発展の歴史を社会・文化的な文脈に位置づけながら明らかにする。現代を象徴する経験であり言説であるストレスというハイブリッドな現象を総合的な視点から描き出す他に類を見ない大著。
https://www.sogensha.co.jp/productlist/detail?id=4079
【目次】
謝辞
エピグラフ
プロローグ ストレスの時代
流行の輪郭
科学と安定性
ストレスの歴史的マトリックス
第1章 現代のショック
神経と疲労
ストレスと精神の異常
被爆と情動
ショックの統合的生理学に向けて
第2章 適応と病気
ストレスとホメオスタシスのストレイン
汎適応症候群
病める社会
ストレスの四象限
第3章 生命の生化学
ホルモンと抵抗性
ステロイドとストレス
科学と制御
ストレスの計算
第4章 ストレスの大聖堂
適応からストレスへ
生活のストレスと身体疾患
ストレスの福音書
ストレスの克服
第5章 ストレスへの対処
ストレスフルなライフイベント
職場におけるストレス
認知的評価と対処
ストレスの喜び
第6章 幸福感の追求
リラクセーション反応
利他的な利己主義の進化
世界ストレス
ストレスの終焉
エピローグ 安定性の探求
文献
人名索引
事項索引
監訳者あとがき 533-539
監訳者による詳細目次