- 創元社 (2022年6月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784422120713
作品紹介・あらすじ
本書は、「モンテッソーリ園や学校に通わなくても、家庭でモンテッソーリ教育を実践できる」と、世界中で人気の本の待望の翻訳書です。モンテッソーリ教育を誰にでも理解できるように、モンテッソーリの基礎となる重要な原則を簡潔に説明しています。
モンテッソーリのメソッドは人気を集めていますが、それには理由があります。好奇心、自立心、尊敬心などの人として大切な価値観に焦点を当てているからです。
調査によると、モンテッソーリ教育を受けた子どもたちは、穏やかで自信に満ち溢れ、知的であることがわかっています。そして、責任感が強く、社会性を持ち、感情豊かな大人へと成長します。
モンテッソーリ園や学校に通っていなくても、家族がモンテッソーリの原則に基づいて生活することは可能です。本書には、遊びの時間、食事の時間、宿題の時間、就寝時など、子どもと関わる時間に、親がその場で何をして、何を言うべきかが書かれています。スクリーンタイムの管理や金銭教育などの新しい子育てスキルも学べます。
本書は、ほとんどの親が子育ての哲学を完全に受け入れるために生活を一新する時間とリソースを持っていないことを認識しているモンテッソーリの本です。その代わりに、その場で効果を発揮する実践的な指導を示しています。
子どもにモンテッソーリ教育を取り入れるのに遅すぎるということはありません。本書は日本では珍しい18歳までを対象としたモンテッソーリ教育の本ですが、何歳になってもモンテッソーリの原理を適用し、人生をよい方向へ変えることができます。誰もが毎日、モンテッソーリの魔法のような瞬間を作り出すことができるのです。
〈本書の特徴〉
●尊敬、自由、好奇心、創造性、責任など、モンテッソーリの原則を明確かつ簡潔に説明。
●モンテッソーリの原則を日常生活にどのように適用するかを示している。朝の準備、子どもの送迎、遊びの時間、食事の時間、宿題の時間、寝る時間など。
●モンテッソーリに慣れていない学齢期の子どもにモンテッソーリのテクニックを適用する方法を示し、子どもの成長に合わせてテクニックを柔軟に発展させていく方法を説明している。
●訳者にベストセラー『自分でできる子に育つほめ方叱り方』の著者である島村華子先生、日本語版監修者に日本のモンテッソーリ教育の第一人者のモンテッソーリ ラ・パーチェ トレーニングコース代表、吉祥寺こどもの家園長の百枝義雄先生をむかえた。
感想・レビュー・書評
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実践的な内容が少なく、理念や理論の説明が殆ど。モンテッソーリの概要を理解した上で、知識を深めるためには良いかもしれない。
外国の本の翻訳という感じが全面に出ている。日本の暮らしに合わないような話もあるなと感じた。
ところで、褒めるのではなく励ますのがモンテッソーリというが…これは本当のところどうなんだろう?
確かに、すごい!上手いね!ばかりで具体的な内容を認めていなければ表面的な薄っぺらい賞賛に過ぎないんだろうけど、あまりにも褒め言葉を言わないようにするのも、「うちの家族は頑張っても褒め言葉くれない」って思うことになるんじゃないですかねぇ…自信を持ってやったことを褒められるのはやっぱり嬉しいし、そのせいで褒められる為に行動するようになるとは思えないのですが。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
子供の感情の向き合い方。
掃除に食事にと細かいこと全てに年齢に応じたアドバイスが並んでいる。
家族として親としての子供の向き合い方の指標になりそう。
親がいる前提だが、子供への時間の使い方が見えてくる。 -
モンテッソーリ教育について、網羅的、概念的に学べる本。入門書としては難しく、気軽に取り入れられるものを見つけるのは難しいかも。
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概念的な記載が多く、分量の割に具体的、実践的なことはあまり記載がない。でも1歳過ぎたあたりで読み直したり、その後読み直し、モンテッソーリ教育とはどのような考え方かであったり大まかなガイドラインを復習するのには良い本。
保存版かな.. -
0歳からとあるが、具体的な話は一歳6ヶ月以降だった
