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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784422120744
作品紹介・あらすじ
◎昭和から変わらない教育現場の問題点と解決策を、リアルな体験から訴える。
・「下着の色」まで指定する校則を変えるには?
・休むことが許されないブラック部活のおかしさ。
・管理職はなぜムダに仕事を増やすのか?
・内申点やクラス替えはどう決まる?
・宿題は残業と同じ
学校現場の問題点と、それを変えないおかしな教員への対策を訴える。
(ツイート例より)
●子どもは感動を生みだす道具ではない
職員会議で
教頭「卒業式で「生徒は長い白靴下でそろえたい』意見、どう思います?」
A「今は色も長さもバラバラで気になる」
B「そろってる方が見た目がいい」
C「式典に合った服装指導が大事」
私「反対です。賛成の方は、生徒と保護者にも理由を説明してくれますか?」
シーン……。
あれ、賛成者が消えた。
●第一章 理不尽な校則を強要する教師
「中学生らしさ」って何?
華美なデザインって何?
コラム 内申点って何?
●第二章 ブラックな学級経営をする教師
「みんな仲良し」は幻想
宿題はただの残業
コラム 本当の公平とは?
●第三章 部活で暴走する教師
熱血顧問による洗脳
休むことが許されない文化
コラム 怒ると叱るの違い
●第四章 やばいいじめ指導をする教師
教師の隠れたカリキュラム
被害者を守れる学校を目指す
コラム クラスはどう決まるの?
●第五章 仕事を増やし続ける管理職教師
子どもは感動を生みだす道具ではない
「学校の伝統を守る」の本音は?
コラム ちゃんとしたお弁当って何?
●第六章 なぜ教師は変われないのか?
担任不足、教員不足
現場まかせの文科省
(制作中のため目次は変更する可能性があります)
感想・レビュー・書評
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教師は「子供達のために」「子供がかわいそう」という呪文によって自分のプライベートを犠牲にしてまで休みなく働いている。授業はもちろん、学校行事や部活動、勤務時間外の生徒指導や保護者への対応など教師のやるべきことがあまりにも多すぎる。増え続ける業務を減らすどころか、英語教育にプログラミング学習、道徳の教科化、タブレット端末の導入など指導する内容は増え続けている。こんな定額働かせ放題の教師という職業に魅力を感じる人は果たしているのだろうか。学校というブラック企業で心身ともに疲れ切っている教師を救い健全な教育現場にするためには、教師自身の意識改革はもちろんのこと、管理職や教育委員会、文科省、保護者、地域住民の意識改革も必要だということを改めて感じさせられた。
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校則をはじめ、学校は教師は
何でそんなに揃えたがるのでしょう。
安心?美徳?いずれにせよ
強制するには根拠がなさすぎます。
華美はダメとかシンプルがいいとか
曖昧な基準だったらない方がいいです。
全体的に、「確かにあるわー」と
共感できる内容も多かったです。
(◯体連は本気で要らないし、
「子どものために」は本当に呪縛。)
ただ、作中のコラムの中身ついては
「ん?」と思うものや、
既視感のあるものが多かったです。 -
東2法経図・6F開架:374.3A/N91g//K
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