縄文力で生き残れ 縄文意識高い系ビジネスパーソンの華麗なる狩猟採集的仕事術100

  • 創元社 (2018年7月11日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (160ページ) / ISBN・EAN: 9784422201627

作品紹介・あらすじ

雑誌で特集が組まれたり、博物館で特別展が開催されたり、果ては関連映画の上映や伝説的名著の文庫化など、今まさに縄文界隈が熱い!

そんな縄文ブームの中、縄文時代の面白さに目覚めた人びとの間で話題のフリーペーパー『縄文ZINE』から竪穴式にスピンオフして生まれたかつてないジョーモン本が登場。

現代人に足りないのは縄文的発想だ!をモットーに、現代ビジネスの現場とマリアージュさせ、くすりと笑えて気がつくとためになる仕事術として抽出。

ビジネスとは「狩り」であり、理想の上司は「森」である――1万年以上持続した時代から学ぶことは深く尊い。

感想・レビュー・書評

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  • 著者がイラストや撮影もしている。脱力系のイラストが何ともくせになりそう。
    縄文不足のビジネスパーソンに捧げると題して縄文意識高い系の狩猟採集的仕事術100が紹介されている。
    途中、くだらなさすぎるのもあるが、豆知識もあったので覚書にする。
    グラフも貝塚に見えてきたら立派な縄文意識高い系

    覚書
    縄文時代の社会は、小規模集落と大規模な拠点集落の2種類で構成 
    道具は日常の道具(ヤジりやナイフ型石器、斧や縄など)と祈りの道具(土偶、石棒、一部の土器)に大別
    打製石器 石を打ち砕いて作られた 旧石器から縄文時代
    磨製石器 打製のあと他の石に擦り付け磨き上げた 縄文時代から弥生時代
    縄文時代の落とし穴は集落のごく近くに掘られることが多かった
    抜歯が通過儀礼としてさかんに(!)行われていた 順番もあった 抜歯は世界各地の民族事例に残っている
    マンモスやオオツノジカは旧石器時代 マンモスは北海道までしか入っておらず本州にはナウマン象が存在 縄文時代には絶滅
    縄文人の狩りのパートナーは犬
    年度末よりも、秋、冬が割と忙しい
    土器のふちに土偶の顔を付ける元祖コップのフチ子さん
    日経新聞には紙版と電子版と土版がある(ウソ)
    夏至と冬至を意識したストーンサークルの配置
    人口が一番多かったのは縄文中期らしい
    縄文時代の中心は東日本
    重要な色は赤 血の色 生命の色 黒も重要
    白は骨の色
    悩みなんて全部まとめて貝塚にポイ
    縄文時代の土器に描かれる人物の装飾は三本指

  • 面白い。縄文力で捉え直すと世の中楽しくなる気がする。
    2020/10/10

  • なんとなく面白かったけど…
    縄文時代の豆知識がもっと書かれてるかと思ったがそれほどでもなかったのがちょっと残念。

  • 何となく共感できるようなできないような。

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著者プロフィール

『縄文ZINE』編集長。1972年、静岡県静岡市生まれ。ニルソンデザイン事務所代表。書籍の装丁や雑誌のデザインを主たる業務としながら、出来心で都会の縄文人のためのマガジン『縄文ZINE』を二〇一五年から発行し編集長をつとめる。著書に『縄文人に相談だ』(国書刊行会/文庫版は角川文庫)、『蓑虫放浪』(国書刊行会)、『縄文ZINE(土)』、『土から土器ができるまで/小さな土製品をつくる』(ニルソンデザイン事務所)など。現代の縄文ファン。

「2023年 『土偶を読むを読む』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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