金沢城 (図説 日本の城と城下町 5)

  • 創元社 (2023年1月13日発売)
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本 ・本 (160ページ) / ISBN・EAN: 9784422201757

作品紹介・あらすじ

豊臣と徳川の緊張の中で築かれた前田家の居城・金沢城。浄土真宗や江戸幕府と難しい関係を抱えながらも、繊細な差配により戦火に包まれることなく今日を迎えた城下町・金沢を徹底解説。現地写真のほか古地図や絵図、古写真、地形図などをふんだんに駆使して、歴史の地層を掘り起こし、町に秘められた物語と痕跡をたどる。城郭を中心に発展してきた町の歴史・文化を探訪するシリーズ第5弾。篠井英介氏の巻頭インタビューも収載。

〔本書の特色〕
◇御殿と庭園が中心、平和な時代の城
外様大名最大の勢力を誇り、徳川将軍家から一族並みの厚遇を受けた前田家。
前田家だからつくりだせた、平和な時代の「見せるための城」をすみずみまで探訪する。
◇金沢城を深く知る手がかりは城下町
本来、城づくりは、城下町まで含めて計画されるもの。
城下町には、加賀に280年にわたって君臨した前田家の政略が深く刻まれている。
◇「加賀金沢の文化」も楽しむ
藩政初期に京の影響を色濃く受けつつ、江戸時代を通して武家文化も取り込んだ金沢。
城めぐりをしたあとには、江戸時代から続く文化を味わう。
◇金沢で育った俳優・篠井英介氏のインタビュー
城に秘められた本当の魅力を知るには、地元の達人に教わるのがよい。
金沢に生まれ、石川県の観光大使も務める篠井氏に、金沢城と城下町の見どころを聞いた。

感想・レビュー・書評

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  • 金沢をブラタモリ的に旅するなら、これに尽きる。地図も写真も解説も適量。情報も新しい。

  • 東2法経図・6F開架:521.82A/Z8z/5/K

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著者プロフィール

1951年 石川県生まれ
1976年 金沢大学大学院文学研究科卒業
2002年 金沢大学より博士(文学)授与
現 職  石川県近世史料編さん室長、金沢工業大学客員教授

主な著書
『日本近世の村夫役と領主のつとめ』(村倉書房、2008年)
『加賀藩改作法の地域的展開 ー地域多様性と藩アイデンティティーー』(桂書房、2019年)
『隠れた名君前田利常 加賀藩百万石の運営手腕』(吉川弘文館、2021年)

「2023年 『加賀藩研究を切り拓くⅡ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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