松本城 (図説 日本の城と城下町 10)

  • 創元社 (2024年4月11日発売)
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  • 本 ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784422201801

作品紹介・あらすじ

現存する五重6階の天守のなかで、日本最古となる松本城。戦国時代の建物と、平和な時代につくられた建物が共存する天守をはじめ、善光寺街道に沿って経済的発展を遂げた城下町・松本を探訪する。現地写真のほか古地図や絵図、地形図を駆使して、歴史の地層を掘り起こし、町に秘められた物語と痕跡をたどる。城郭を中心に発展してきた町の歴史・文化を探訪するシリーズ第10弾。松本市出身のタレント・飯野美紗子氏の巻頭インタビュー収載。

〔本書の特色〕
◇火縄銃を使った戦いを想定してつくられた城
現存最古の五重6階天守をもつ松本城には、鉄砲戦にそなえた工夫が施されている。
戦いを意識した戦国時代の建物と、太平の世につくられた建物が共存する天守群も珍しい。
◇松本城を深く知る手がかりは城下町
本来、城づくりは、城下町まで含めて計画されるもの。
善光寺街道沿いに町人地が集まり発展した、信濃国随一の商都をめぐる。
◇「信州松本の文化」も楽しむ
脇街道に囲まれ、交通の要衝だった松本は、経済だけでなくさまざまな文化も育まれた。
城めぐりをしたあとには、江戸時代から続く文化を味わう。
◇タレント・飯野美紗子氏のインタビュー
城と城下町に秘められた本当の魅力を知るには、地元の達人に教わるのがよい。
松本で生まれ育ったタレント・飯野美紗子氏に、松本城と城下町の見どころを聞いた。

感想・レビュー・書評

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  • 10巻セットの最終巻。10城を城の縄張りと城下町の成り立ちの観点から理解できるとともに、街歩きの要素もあって興味深い。古地図も豊富で面白い。城の成り立ちや縄張りをもう少し多く扱ってほしい。また、城下町と周辺の村落との関係や主要産業など、民俗学的な要素がもう少しあるともっと面白くなったと思う。

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