- Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
- / ISBN・EAN: 9784422202563
作品紹介・あらすじ
魏・蜀・呉、三国の鼎立にはじまる未曾有の天下大乱、文明の激しい衝突と融合の中に今、築かれる新たなる中華の文明。
感想・レビュー・書評
-
■細目次
https://gyazo.com/fdc3a554bf0f2acb238889947648940e
https://gyazo.com/bd7b746737037d142168a5d449653ae2
https://gyazo.com/efc6959fa22d94d95558948b24a4e2a2詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
南朝の漢族の貴族は、牛に乗ったり料理や詩歌の腕を争う、ゆったりとした贅沢な趣味が多い一方、北朝は派手な動きの舞踏や胡人らしい袖口の長い服が対照的。中国に仏教が本格的に流入するのもこの頃ですが、初期の強面でガタイの良い仏像が、時が経つにつれ、表紙のように、細身かつ柔和な表情のものが多くなるところが面白い。 中国は貴族制度が早いうちに無くなってしまったので、全盛期のこの時代はやはり好奇な目で見てしまいますね。
-
写真が多く資料的価値は高いと思います
値段が高いのがネックだと思いますが、値段以上の価値はあると思います
朱然の墓の資料あり -
魏晋南北朝を主として研究する身としては、既知の部分も多かったけれども、仏像や宝飾などはカラーではなかなか見られない(論文や紀要では白黒だから)ので、非常に楽しんで読みました。1800年前あたりの人々の生き方がこんなに詳細に分かる中国文明はすごいですね。