清 文明の極地 (図説 中国文明史 10)

  • 創元社 (2006年1月20日発売)
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本 ・本 (284ページ) / ISBN・EAN: 9784422202617

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  • 後金から中華民国が成立するまでの文化を扱っています。シリーズ最後なので読み終わった時の感動もひとしお。清朝はもちろん、欧米人が描いた中国の様子、漢人による洋務運動、溥儀の話題なども豊富な図で扱っていて、より広い意味での近代中国が見えるよう工夫がなされていました。

  • 図説とあるように、図を多用して清国について説明しているので、読んでいて非常に分かり易い。また歴史だけでなく、文学や芸術、人々の生活など多彩な視点で清国を描写しており、歴史一辺倒でない所も、好感が持てる。所々に挿入されているコラムも面白い。

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著者プロフィール

早稲田大学名誉教授、南京大学文学院客員教授。
1948年三重県に生まれる。早稲田大学第一文学部中国文学専攻卒業、同大学院博士課程満期退学。早稲田大学文学学術院教授、同大学中国古籍文化研究所所長、北京大学考古系訪問学者、南開大学東方芸術系客員教授、北京大学中国古文献研究センター客員教授などを歴任。専門は中国古典学。著書に『一勺の水――華夷跋渉録』(二玄社、1987)、『神と人との交響楽――中国仮面の世界』(農文協、2003)、『境域を越えて――私の陳舜臣論ノート』(創元社、2007)、『中国皇帝伝』(中央公論新社、2013)、『出土遺物から見た中国の文明――地はその宝を愛しまず』(潮出版社、2017)、監訳書に『図説 中国文明』(全10巻、創元社)、『(北京大学版)中国の文明』(全8巻、潮出版社)ほか多数。

「2022年 『中国漢字学講義』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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