北京今昔 BEIJING THEN AND NOW (写真で比べる中国大都市の近現代②)

  • 創元社 (2022年9月27日発売)
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本 ・本 (144ページ) / ISBN・EAN: 9784422202761

作品紹介・あらすじ

1978年より鄧小平主導の改革開放政策で市場経済への移行が図られ、2010年には日本を抜いて世界第2位の経済大国となった中国。その首都である北京は、今や世界政治の中心としても急速に発展しつつある一方で、明清帝国時代の都市計画や建築が今でも数多く残されている歴史都市でもある。本書は、北京の建築物や都市景観を写した主にごく初期の写真を含む19世紀後半から20世紀前半の古写真と、同じ場所で撮り下ろしたごく最近の写真を比較することで、都市の爆発的な拡大の中でも、変わるものと変わらぬものを視覚的に検証し鑑賞できる、大判写真資料である。原書は2017年出版。

感想・レビュー・書評

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  •  20世紀前半を中心とする過去の写真と、同じ場所で2017年までに撮影された現代の写真を並べる。前門や紫禁城は文革時に周恩来の介入で保護され、割と原型を保っている。東交民巻も基本的な外観は変わっていないのが意外。一方、崇文門付近は商業地区という機能は同じでも大きく様変わり。日本陸軍将校が行進した長安大街では今はオフィスビルやショッピングセンターが並ぶ。

  • 勝手な言い分だが、期待したほどの満足感はなかった。

  • 東2法経図・6F開架:222.1A/P15p//K

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著者プロフィール

コロラド大学デンバー校地理環境科学科教授。カリフォルニア大学バークレー校にて地理学の博士号を取得。専門は、記録文書研究法、実地調査、地理空間科学による、都市空間の歴史的発展に関する研究。祖父母が1915年から1949年まで中国で暮らし、母親は中国で生まれ育つといった家族の来歴から、若くして中国に魅了された。

「2022年 『北京今昔』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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