近代日本の旅行案内書図録

  • 創元社 (2018年5月25日発売)
3.25
  • (0)
  • (1)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 45
感想 : 4
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

本 ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784422210179

作品紹介・あらすじ

明治初期から昭和戦前期に刊行された「旅行案内書」の系譜を初めて体系化した、眺めるだけでも面白いビジュアル読本。徒歩旅行から鉄道旅行への変化が生んだ近代的なツーリズムは、新たなる「道中記」と「名所図会」である「鉄道旅行案内書」を膨大に生んだ。また、海外や植民地と結ぶ海上交通の発達と併行して「航路案内」が生まれ、ほかに、叢書や雑誌、英文旅行案内などが次々に生み出された。旅行や観光から見た近代日本の姿。

〈本書の特徴〉

1)1877(明治10)年から1943(昭和18)年までに刊行された旅行案内の系譜を初めて体系化。

2)掲載図版(写真)は計600点以上。彩色豊かな書影および本文・図版を高精細画像で紹介。全キャプション入り。

3)各部および各章において、時代・ジャンルごとの旅行案内書の傾向や特筆すべき点を解説。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  旅行案内、今でいう「るるぶ」とかそっちに近い本の歴史を紹介している。図が多いのかなと思ったら、細かく解説がされていた。いろいろ眺めていると昔の地名やかつての鉄道路線もちらほら出てくるので楽しい。時間がある時にまた。

  • ■一橋大学所在情報(HERMES-catalogへのリンク)
    【書籍】
    https://opac.lib.hit-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/1001131564

  • 東2法経図・6F開架 291.09A/A67k//K

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

関西学院大学文学部教授

「2012年 『『世界旅行萬國名所圖繪』 巻1~7復刻版(合本4巻)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

荒山正彦の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×