包括的なアマゾン入門書
歴史、インディオ、自然破壊、探検記、 文学などアマゾンに関することを一通り知ることができる。
瀕死の巨人と題していることからもこれからどうなっていくの解決策が容易にみつからないことを暗示している。
白人から一方的に略奪、破壊がすすめられてきた500年を経て、アマゾンを守ろうという動きがあるにはあるが、すでにブラジルの経済成長という課題を前にアマゾンはくずれつつある。その中で未開とひとことですまされてしまうインディオの未来はそのまま人類の未来を暗示していないか。
全地球的課題として読む本。