カルタゴの興亡 甦る地中海国家 (「知の再発見」双書 41)

  • 創元社 (1994年10月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (180ページ) / ISBN・EAN: 9784422210919

感想・レビュー・書評

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  • ●正直、物足りない内容だった。なぜカルタゴが栄え、そしてローマに負けて滅んだのか、そこらへんをもう少し掘り下げて知りたかった。

  • 2000年以上も前、地中海にあった強大な経済大国「カルタゴ」。軍事国家ローマから2度も戦いを挑まれ(「ポエニ戦争」)てもなお立ち上がり、あまりの復興ぶりに恐怖させたのか三次ポエニ戦争で、カルタゴは徹底的に壊滅させられたという。炎は17日間燃え続け、灰は1mも積もっていたとか。
    殲滅されただけに、資料がほとんど残されていない。しかしその運命は人々の心に響いたのか、多くの芸術家に語られることとなったらしい。
    そういった資料をまとめ、書かれた本でした。
    おもしろかった〜。

    (今のカルタゴ(チュニジアにあります)は、きれいで静かな観光地のひとつです)

  • やっぱりハンニバルでしょう・・・青池保子氏の『カルタゴ幻想』という短編漫画を読んでから、気になっていた「カルタゴ」。ローマへの呪詛を残し、呪われた地として封印された国。歴史は、ロマンというよりも血で彩られたものばかりだなぁ。しかも、残された資料は勝者側からのものばかり。それにしても、象に跨って、ピレネーを越えてくるって・・・壮大だなぁ

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