美食の歴史 (知の再発見双書 56)

  • 創元社 (1996年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (180ページ) / ISBN・EAN: 9784422211169

感想・レビュー・書評

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  • この本から様々な本が引用されており、また興味が広がってしまいました。

    個人的には、ジャガイモが1600年代くらいまでほとんど食べられていなかったというのは驚きです。どちらかというと南アメリカからもってきたんですね。フレンチフライとかそんな名前や、フィッシュアンドチップなんていうと、古い食材かと思っていたのに。

  • 整理されていなくて読みにくかった。
    著者の料理史に関する知識を気の向くままに書いてあるようで、年代の別もかなり大雑把でもともとその方面の予備知識がないと、解説の途中から参加していているみたいで理解できないし、面白くないです。

    また図版がとても多くて一見面白そうな紙面ですが、よく見てみると料理の絵よりも昔のレシピ集の「だれだれのレシピ集」と書いてあるタイトルロゴを紹介していたり、何か読者の期待するものと違うように思います。

    昔の人はどんなものを食べて、どんな風に食卓の趣向をこらしてきたのかと思って手に取ったのですが、実際そういう砂糖や調味料の台頭・変遷のことも書いてはあるにはあるのですが…期待していた記述は1割程度かな。

  • ずっと料理として謎に思ってたムースとかジュレが、噛まずに飲み込めるから優雅っていう理由の食べ物だとわかってよかった。
    中世のスープの作り方とか、食材の使い方とか詳しく載ってていつかやってみたい。

  • 「サラリー」の語源となった"塩"の役割とは? ドン・ペリニョンの発明とは? 習慣・生活様式を大きく変化させ、時に戦争の原因になった「美食」を描く興味深い文化史です。

  • 翻訳が直訳なのと酷いレイアウトで非常に読みづらかった。全175ページのうち140ページがフルカラーなのでイラストをパラパラ眺めるのがいいのかも

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