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本 ・本 (176ページ) / ISBN・EAN: 9784422211244
感想・レビュー・書評
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監修:鈴木宣明、訳:後藤淳一、原書名:Urbi et Orbi:Deux mille ans de papauté(Chiovaro,Francesco;Bessière,Gérard)
イエスとペトロとローマ教皇◆ローマの印璽◆発展の時代◆危機の時代◆革命のただなかで◆2000年の歴史を超えて◆資料集 -
各ローマ教皇が何を行ったかを中心に書かれてます。
図画が豊富で、それは嬉しいんだけど、名前が……。頭の中でカタカナが踊る。
長い歴史をこの一冊でわかろうとするのは無理。ほんとうにおおまかな流れを掴むのは出来る。
でも、踏み込もうと思ったらどこから手をつけたらいいのか、きっと迷う。すでに迷ってる。 -
はっきり言ってしまうと、キリスト教に興味はない。ローマ教皇という存在にはすごく興味がある。
教皇と言っても、一人一人違うし。無能な教皇もいたし、聖人としてはすばらしいのに外交能力に乏しい教皇(ピウス10世?)もいた。果ては、教皇権がお金で売買されたりした時代もあった。しかし、それでも、今現在もキリストの代理者としてローマ法王が活躍しているっていうのは、本当に興味深い。調べて教訓になることも多そうだ。
個人的には、教皇の名前(例えば、インノケンティウスやシルウェステルなど…)や「カノッサの屈辱」のような事件の呼称が楽しいというか、なんか好きなので、この本は楽しく読むことができました。本屋にローマ教皇の辞典みたいなのがあったので、(高いので買いませんが)図書館とかで読んでみたいと思いました。