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Amazon.co.jp ・本 (176ページ) / ISBN・EAN: 9784422211404
感想・レビュー・書評
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本は著者の意思、思想、空想が著者自身が滅んだ後も残る再生機であると同時に外見や挿絵などの芸術面も楽しめる道具です。
このように色々な可能性を秘めた本は元々量産できないもので、大変高価でした。
それが画期的な印刷法により徐々に読書層が拡大していきます。
装丁はシンプルなものにはなりましたが、庶民でも本を楽しめる時代になっていきました。
ヨーロッパを中心に綴られる本の歴史。
図版も多く盛り込まれ、視覚的にも楽しめる一冊です。
しかし…欲さえあれば本をいくらでも読める今の時代は、大変恵まれているんですねぇ。 -
図版が多く、説明も端的で、さくさく読める。
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コメントではなくて、授業用情報。
この授業は聖書の翻訳を軸としているが、聖書の翻訳を巡る歴史は本の歴史とも大きく関わっている。本の歴史の概説書は様々あるが、これはフランス系の入門書。よみやすく、ビジュアルに訴え手に入れやすいので一度見てみるのをおススメする。 -
NDC(9版) 020.23 : 図書.書誌学
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本の歴史は、文字の、芸術の、思考の、権利の、印刷技術の歴史でもあった。人はいつから本を作り、娯楽として本を楽しむようになったのか。挿し絵というか、画像多めで順を追いつつ説明してくれる。
画像と文章と画像の説明が入り交じり視覚的にはとても読みにくいが慣れればそうでもなく、画像たちに感動しながら読み進められる。
愛書家は一読の価値ありじゃないかなと。
本の扱いについては、どちらかといえば自分はフランス式だなぁと。 -
そのままの内容。本と呼べるものがどういう風だったのか教えてくれる。どこでどういう風に作られていたのか流通していたのかなど。図録も沢山載っていてとても面白い本だった。
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テーマ史
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とてつもなく素晴らしい本の世界入門。
活版印刷以前について触れられているのが良い。 -
写本時代の解説が特にお気に入り
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2013/9/7読了。
ヨーロッパの書物の歴史が豊富な写真や図版入りで紹介され、博物館の充実した特集展示を見たような読後感。 -
2013 8/29 冒頭部分くらいまで読了。司書課程資料室の本。
図書・図書館史授業用。さしあたりすぐ授業で使いそうな古代ローマまでチェック。
図版が多いのでいろいろ使えそう。
以下、気になった点のメモ。
・p.1~ アリストテレス⇒デメトリオスの系譜について
・肉声を書き写したものではなく、書物を「書いた」人物としてのアリストテレスの重要性の強調
・p.18~19:古代ローマの本(巻物)を読む女性像
⇒・AD1世紀には本は珍しいものではなくなっていた?
・p.20~冊子の話
・codexとscrollは200~300年共存
・codexの片手での取り扱いやすさ -
【ひとことポイント】
発明家の発想は想像を超え、現代に残る
知の再発見 双書シリーズというものがあります。
この本は、そのシリーズの一つで、シリーズ全てで軽く100冊を超えます。
今回はその中から一番ふさわしいであろう本の歴史というものをお勧めします。
中身は写真や注釈が多く載っており、文字数が多くても読みづらそうなイメージはありません。ぜひ、全シリーズ読破を目指しましょう!
<情報学部 N>
企画コーナー「成長する本棚」(2Fカウンター前)にて展示中です。どうぞご覧下さい。
展示期間中の貸出利用は本学在学生および教職員に限られます。【展示期間:2013/6/6~】
湘南OPAC : http://sopac.lib.bunkyo.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1274829 -
図版を見てるだけでうっとりする。本好きにはたまらない本。
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ビシュアルも豊富で面白い。
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美術工芸品の域に達している「手がき本」から始まり、「グーテンベルクの活字印刷本」、その後に続く印刷技術の発展の歴史やら書籍流通の発達の歴史、思想界に与えた影響と続き、「百科全書」までをカラー図版入りで概説してくれています。
カラー図版部分を眺めているだけでもうっとりしちゃうような美しさで、本好きの KiKi にとっては読んで面白く、眺めて楽しい、「1冊で2度美味しい」本でした。 いや~、1冊でいいから、何語でもいいから(要するに読めなくてもいいから)、中世の美しい本を持つことができたら幸せだろうなぁ・・・・・。
(全文はブログにて) -
本が好きなのに本の歴史を知らない。それはよくない、と思ってこの一冊はちょうどその問題を答えてくれる本だった 本の語源からはじまり、本の歴史がわかりやすく解説されている。
ほぼオールカラーで絵や写真が掲載されているところがとてもよかった。
5つのCONTENTS+資料編にわかれている。
第1章………手書きの本
第2章………グーテンベルク-謎の発明家-
第3章………印刷術の飛躍
第4章………出版業への規制
第5章………本の勝利
-ここで一部紹介-
人類の思考の証人である文字を母体として、本は生まれた。本とはその文字を使って、ある素材の上にあるテキストを複製し、それを流布するためのものと定義することができる。
これらの基本要素の組み合わせが、無限のヴァリエーションを生むのである。もちろん、中世の修道士が羊皮紙に筆写した写本も、れっきとした本だと言える。
16世紀になると、印刷術は当時のヨーロッパ全域に影響を及ぼした2つの波、人文主義(ユマニスム)と宗教改革に大きく関与し始めることになる。近代社会の成立へとつながる
これらの改革において、本は牽引車としてその役割をはたし、その一方は従来の社会秩序を』破壊しかねない存在として、権力者から警戒されるようになった。こうした背景のもと、
読者層は拡大をつづけて、本はその伝統的形態の変化を加速していった。
http://hajikin.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/post-4849.html
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