アンリ・カルティエ=ブレッソン:20世紀最大の写真家 (「知の再発見」双書)

制作 : 伊藤俊治  伊藤俊治  遠藤ゆかり 
  • 創元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784422212036

感想・レビュー・書評

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  • 【展示用コメント】
     写真の巨匠、ここにあり

    【北海道大学蔵書目録へのリンク先】
    https://opac.lib.hokudai.ac.jp/opac/opac_details.cgi?lang=0&amode=11&place=&bibid=2001429643&key=B151607986812577&start=1&srmode=0&srmode=0#

  • 20世紀最大の写真家の伝記。写真は瞬間を永遠に捉える即座の行為。デッサンは瞬間で捉えたものを時間をかけて練り上げていく瞑瞑想のようなもの。写真を撮ることは、集中力、感受性、造形感覚が同時に必要とされる。そして世界に意味を与えようとすればカメラが切り取るものと己とを一体化させる必要がある。撮ることは事実と、事実に意味を与える視覚言語の構造を同時に認識することに他ならない。つまり自己の知と眼と心を同一軸線上に置くことだ。それは一つの生き方である。

  • カルティエ=ブレッソンについておおまかに知れる本。
    写真も豊富。生まれてから亡くなるまで。

    どちらかというと写真を見たくて買ったのだが、見開きで中心が見づらい写真もあったり、文章の途中で写真が見開きで乗せられていたりと、読みづらい。
    しかし、カルティエ=ブレッソンの人生を客観的に俯瞰できるし、ページ数も少ないので手軽な本。

    カルティエ=ブレッソンは京都の美術館でたまたま写真を見たことがあり、いくつか印象に残る写真もあったが、その下地には美術的な観点があったという点が興味深い。
    また、演出的、作為的な写真が多い中、フレームワークを先に決め、決定的瞬間のために身体すべてを研ぎ澄ませてカメラを構えていたカルティエ=ブレッソンの姿勢は、写真が絵とは違うものであり、被写体ですら見ることのできない何気ない瞬間を永遠のものにするものであるということを教えてくれる。

  • 知識として読んでおいた。

    この「知の再発見」双書シリーズとやら、翻訳モノなのね。この大きさでけっこうな値段と思ったけど、写真が豊富で、ちょっとした百科事典でも見ているような内容だ。最後の資料編として文中に引用してるブレッソンの言葉なども、前後の発言も含めてまとめて載せているのは良い編集だ。

    =備忘として=

    1953年3月5日、スターリンが死去する。「雪どけ」ムードに乗って1954年7月にソ連入りしている。
    「私は、モスクワの人びとの日常生活や人間関係の率直なイメージをとらえようとした」
    とあるが、ライフ誌などメディアに掲載されたものは、”物不足”、”行列”などのキャプション付で紹介されている。
    きっと、ブレッソンも実際見てきたものの一部だけが強調されて取り上げられることに違和感を感じていたにちがいない。

  • アンリ・カルチェ・ブレッソンの入門書です。ブレッソンの偉大さは誰も異存はないでしょうから、分かりやすいことは大変結構ですが、写真が真ん中で分断され見にくくなっているページがかなりあります。なんとか工夫できないものでしょうか。

  • ブレッソンについての本。生い立ちから晩年まで。狩猟のように決定的瞬間を撮影した彼。元々画家志望だったこともあり構図の取り方はずば抜けてたみたい。街での撮影の仕方、旗から観たら変質者だろうな。笑 キャッチーなものがわかってる写真家。
    読みやすい!軽い参考書!

  • ブレッソンのこと、少しわかった...

  • 素敵な写真家。

  • ライカほしいなぁ。

  • アンリ・カルティエ=ブレッソンの足跡を、幾つかの代表的な写真とともに簡潔にたどった本。158頁の中に写真がちりばめられているのですばやく読み終えてしまうが、記述に関しては非常に難解であるように思える。カルティエ=ブレッソンの写真にたいする姿勢は、抽象的な説明をされているが直感的なものであろう。それでいて収められた写真は幾何学的なものになっているのだ。
    「決定的瞬間」から「写真を射る」へのシフトは、ある出来事の瞬間という限定された空間から、無限に広がった空間を射るという世界にたいする認識がさらに拡張されたことの表現と思える。写真を射るには、射手がいねばならない。撮影者もまたその空間に存在するのである。

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