- Amazon.co.jp ・本 (142ページ)
- / ISBN・EAN: 9784422212067
感想・レビュー・書評
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ルルドについて網羅的に学べる良い本でした。私にとってはルルドの勉強を始める契機になった1冊目の本で、それまでオカルト的興味しか持っていなかった目を開いてくれました。かなり早い段階から科学的実証主義を持ち込もうと努力していたこと(それがカトリック者側の努力である限り、客観的証明とはいえないかも知れませんが)に興味を惹かれます。この「知の再発見」双書には様々な歴史、宗教の本がありますが、資料も豊富で読み応えがあります。
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[ 内容 ]
フランスのピレネー山中の小村ルルドの貧しい家に生まれた少女ベルナデッタ。
彼女が洞窟で出会い、その後18回に渡って彼女の前に出現したのは果たして聖母マリアなのか?
湧き出した泉による病気の治癒は科学的根拠のあるものなのか?
「ルルドの奇跡」の発端から、一大巡礼地として世界に知られるようになった現在までの経緯を「神秘主義的立場」からではなく、「歴史的立場」から詳細に検証する。
[ 目次 ]
第1章 「ルルド以前」のフランス
第2章 聖母マリアの出現
第3章 ルルドの発展:巡礼と治癒
第4章 現在のルルドと巡礼者たち
資料篇―奇跡を目撃した少女
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