黄金比:自然と芸術にひそむもっとも不思議な数の話 (アルケミスト双書)

制作 : 藤田優里子 
  • 創元社 (2009年11月13日発売)
3.90
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  • 本棚登録 :174
  • レビュー :13
  • Amazon.co.jp ・本 (65ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784422214757

黄金比:自然と芸術にひそむもっとも不思議な数の話 (アルケミスト双書)の感想・レビュー・書評

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  • このシリーズは他も全部見たいなあ。
    けして簡単ではない内容がまた良い。

  • いろんな角度から見ても黄金比は黄金比。

    あー奥が深い。

  • p6
    大きいほうの黄金比は1.6180339、小さいほうの黄金比は、0.6180339となる。
    p16
    整数はその構成要素として黄金比の累乗を隠し持っているのだ。
    p22
    自然は単純さと節約のために、加法的かつ乗法的かつ減法的かつ除法的であるような増大と縮小のプロセスを求めているように見える。この要求を「完全に」満たすものは黄金比の累乗だけであり、現実世界ではそれがフィボナッチ数やリュカ数によって近似されるのだ。
    p50
    律動的な形とすばらしい黄金の基準で、私たちの世界と私たちの関係を美しくしてゆくこと。これが人間の義務である。そしてつねにそれを目指してきたように、美しくも平和のうちに共生できる、素晴らしい状態へとこの世界を変換することなのだ。
    p60
    はたしてアリストテレスは、過多と過少の両極端のあいだにある黄金比とい概念を提唱した。たとえば勇気は、無謀や臆病という両極端より望ましい。

  • 古来よりもっとも物事を美しく見せる比率として知られる黄金比。本作では芸術、文明、自然に至るまで、世界を取り巻く様々なものにこの比率を見出せることを図入りで証明していく。
    読めば読むほど不思議と興味が深まる。

  • 挿絵をパラ見。

  • 西洋美術を理解する上で知っておいた方がいい。本全体のデザインがすばらしい。

  • 黄金比のあれこれ。自然界にある黄金比から計算方法までカバーしている。
    数学ガールで予備知識があるから、幸いにして苦労せずに済んだ。

  • 図解が各ページに載っていて、分かりやすい。

    思っていた以上に(人工物だけでなく自然界、宇宙規模で)黄金比が存在していて、私たち人間には細胞レベルで黄金比が美しいと感じるように出来ているんだなぁと感じた。

    数字には弱いので計算式には若干ついていけなかったですけど、それでも十分興味深い本でした。

  • 自然は大いなる神秘を内包している。その神秘の一つが黄金比である。黄金比と自然は密接に関わっている。だから自然は面白い。


    この「黄金比」は3つの特徴(1)65pという量(2)絵本チックな表紙(3)挿絵、のお陰で手に取り易いです。


    そもそも黄金比を知るには黄金比の歴史を知る必要があります。そもそも黄金比は古代エジプトやピュタゴラス学派の教えの中で用いられてきたのにも関わらず、最初にそれを定義したのはユーグリッドであることがまず面白いところです。彼はそれを「外中比による線分の分割」と定義しました。これを扱った本で知られている中で最も古いものは、修道士ルカ・パチオリの「神聖比例式」です、ここでもまた別の人物の登場ですw


    さらにこの本にはレオナルド・ダヴィンチによる挿図が載っていますが、伝承によると、彼がこの比をsectio aurea、つまり「黄金比」と命名した、らしいのです。しかし出版物でこの黄金比という言葉を初めて使用した人物はマルティン・オームの「初頭純粋数学」であり、とにかく黄金比の言葉の始まりだけでもこれだけ複雑ですw


    そんな深い歴史を持つ黄金比は自然にたくさんある、そこが神秘的である、というのが著者スコット・オルセン氏の主張になります。黄金比は実はフィボナッチ数列やリュカ数を通じて、自然のいたるところで表現されています。例えば葉序のパターン、人体、絵画、文化、遺跡、旋律と和声などに黄金比は存在しています。これらを知ると本当に自然は不思議だと感じます。


    黄金比の神秘を知れる一冊です!

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