ダイアグラムの不思議 半対角線が創り出す驚きの幾何学

  • 創元社 (2023年3月15日発売)
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本 ・本 (66ページ) / ISBN・EAN: 9784422215433

作品紹介・あらすじ

古代より多くの自然哲学者や理論家が、
数と幾何学と比の値の関係の中に
宇宙の調和を見出そうとしてきた。

そのなかでもとくに有名なものが、
古代ギリシャから研究されてきた
〈黄金比〉であるが、
この本ではもうひとつの隠された知恵
〈ダイアグラム〉を紹介する。

哲学者ボエティウスの作
とも言われる『幾何学』の中に、
ピタゴラス学派が用いた
「数と音の比を線と幾何学的演算で
表わした図(diagramma)」
についての説明がある。

正方形を使って〈ダイアグラム〉を作るには、
8本の半対角線
(頂点から対辺の中点に引いた直線)
を描けばよい。
これらの半対角線が互いに交わることで、
多くの調和的分割が現れる。

本書では、
この不思議な星形の図の謎と
古代の建築や芸術との関係を
明らかにしてゆく。

感想・レビュー・書評

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  • 正方形を、1/2の点とそれぞれの頂点を結ぶ、そこにたくさんの分野が生まれる

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  • 図書館で惹かれて借りてみました。

    表紙に描かれたダイアグラムから、本当に様々な数字を見出すことができるという、すごく神秘的な内容でございます。

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著者プロフィール

芸術の中の幾何学、とくにケルト紋様の中の幾何学的パターンの研究に定評がある。ロンドンのプリンス伝統芸術学校で教鞭をとる。著作に『ケルト紋様の幾何学』(本シリーズ)がある。

「2023年 『〈ダイアグラム〉の不思議』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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