物語のかたり方入門 〈ナラティブ〉を魅力的にする25の方法 (アルケミスト双書)
- 創元社 (2024年6月17日発売)
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感想 : 3件
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Amazon.co.jp ・本 (68ページ) / ISBN・EAN: 9784422215532
作品紹介・あらすじ
ストーリーをつくることと、それを語ることは別物だ。
本書で取りあげるのはナラティブの方法、
つまりプロットを物語としてうまく語る技術である。
作者はすべてのページで最善の方法を選択し、
場面を語らなければならない。
目的にかなった視点と焦点を慎重に選び、
読者や観衆を物語の世界にひきこむ必要がある。
たとえば、語り手は読者との距離をどうとるべきか、
語り手を一人称にするか、あるいは二人称、
三人称にするのかの選択の条件は何か、
ナラティブ・モードとは何か、など
創作はもちろん物語の読解にも
役に立つ情報が満載されている。
本書ではストーリーの語り方を扱うが、
ストーリーとプロットを組み立てて磨く技術については、
好評を博した姉妹編『物語のつむぎ方入門』を
あわせてお読みいただきたい。
感想・レビュー・書評
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サブタイトルにあります「ナラティブ」についての本でした。ナラティブとは、「物語のかたり方」です。つまり「ナラティブ入門」ですね。
わたしは知らなかったんですけど、ストーリーとプロットを組み立てること、つまり「物語のつむぎ方」と、そのプロットを物語としてうまく語る技術はまったくの別物だそうです。
だから、著者のエイミー・ジョーンズさんは自著の『物語のつむぎ方』を読めとおっしゃいます。(商売上手です)
とういうことは、ビジネスのための物語をつくりたい、小説を書きたい、映画を撮りたいみたいなひと向けなんでしょうか。
だから、ブクログで小説のレビューを投稿されるみなさんや、わたしは、物語の作者に導かれ不信感を持つことなく物語に没入していけばよい読者なので、ナラティブ入門は必要のないものなのかもしれません。
そうであっても、わたしは、語りの科学である「ナラトロジー」が存在することがしれてよかったです。
これまでわたしは、小説を読むときに「どういう感情を、なぜ抱いたのか」を意識していました。それに加えて、これからはナラティブの簡単なポイントについても意識しようと思います。
まあ、意識せずとも、誰でも小説を読めば必ずチェックすることではあるんですけど。項目だけメモしておきます。
・語り手は誰か
・見ている視点人物はだれか、焦点や視点はどこにあるか
・ナラティブの構造(並びや流れ)はどうなっているのか
・ストーリーはどのような様式か(注目すべきは説明、描写、アクション、会話、思考)
思考のところで、自由間接話法、とかでてきます。原文英語だからか、このあたりは難しいと感じました。。
60ページしかない薄い本でしたが、小説を含む物語について、まさかの「ストーリー」とその「かたり方」は別々のものであることや、「かたり方」のポイントを知ることができてよかったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ナラティブ入門とのこと。
how-to本だとすると、少々使い勝手がわるい。
