死を笑う 落語ととむらい

  • 創元社 (2025年5月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784422230467

作品紹介・あらすじ

落語『らくだ』は、死体にかんかん踊りを踊らせ、長屋の住人を震え上がらせる話だ。かつて立川談志の『らくだ』を聴いた著者は、落語の自由奔放さに驚き、喜びを感じたという。

古典落語には葬式を題材にした噺が多く、死を「おめでたくなった」と表現する。変わった葬式や野辺送り、遺体を洗い清める湯灌の風習などが描かれ、葬儀屋、ニセ坊主、怪しげな拝み屋、幽霊、死神が登場、さらに化け猫、人をだます女ギツネなど異界と交信する神獣が跳梁跋扈し、弔いの場面を彩った。

本書では、長年、葬祭を研究してきた著者が、死やとむらいにかかわる落語を取り上げ、江戸落語と上方落語を対比しながら、その背景にある江戸から昭和初期の葬送の習俗や文化、精神性を解き明かす。落語ではナンセンスな会話が続く中に、日本人の死生観が反映されている。

実際にあった珍しい葬式や歌舞伎狂言の怪談話などを紹介するコラムも交え、多くの切り絵が楽しさを添える。
あの世とこの世の垣根をいとも簡単に乗り越える落語の変幻自在な世界へ!

感想・レビュー・書評

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  • 落語✕民俗学

    これはまた面白そうな視点やな〜
    と思って読んでみましたが、好きなもの✕好きなもの=ものすごい好きなものになるとは限らないと思い知る
    掛け算て難しい

    なんだかちょっと中途半端だったかな
    著者作の挿絵替わりの切り絵は素晴らしかったけど

    せっかくなので落語『幽霊飴』のあらすじを「京都落語地図」さんよりコピペ

     六道珍皇寺の門前に一軒の飴屋があった。
     ある夜表の戸を叩く音で出てみると青白い女が一人。「えらい夜分にすみませんが、アメを一つ売っていただけませんか」と一文銭を出して言う。次の日もまたその次の日も、同じように一文銭を出して買っていく。それが六日間続く。
     「あれは、ただもんではない。明日銭持ってきたら人間やけど持ってこなんだら、人間やないで」「なんでですねん」「人間、死ぬときには、六道銭というて三途の川の渡し銭として、銭を六文、棺桶に入れるんや。それを持ってきたんやないかと思う」
     七日目女はやはりやってくるが、「実は今日はおアシがございませんが、アメをひとつ・・・」と言う。「よろしい」とゼニなしでアメを与えてそっと後をつけると、二年坂、三年坂を越えて高台寺の墓原へ入っていく。そして、一つの塔婆の前でかき消すように消える。
     掘ってみるとお腹に子を宿したまま死んだ女の墓。中で子が生まれ、母親の一念でアメで子を育てていたのである。。この子、飴屋が引き取り育て後に高台寺の坊さんになったと言う。
     母親の一念で一文銭を持ってアメを買うてきて、子どもを育てていた。それもそのはず、場所が「コオダイジ(子を大事=高台寺)。

    落語、いいよね〜

    • ひまわりめろんさん
      みんみん

      Σ(゚Д゚)

      顔か!
      みんみん

      Σ(゚Д゚)

      顔か!
      2025/07/30
    • ひまわりめろんさん
      ともちん

      歌丸師匠もいいね〜
      笑点のイメージ強すぎるけど、普通に名人だったからね〜
      ともちん

      歌丸師匠もいいね〜
      笑点のイメージ強すぎるけど、普通に名人だったからね〜
      2025/07/30
    • みんみんさん
      志ん朝のお父さんは名人なんでしょ?
      顔もいいけど声もいい
      志ん朝のお父さんは名人なんでしょ?
      顔もいいけど声もいい
      2025/07/30
  • ふむ

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著者プロフィール

1954年、京都府生まれ。ルポライターとして葬式、笑い、科学、人物を主要テーマに取材・執筆。高橋葬祭研究所を主宰し、死と弔い関連の調査、研究、執筆を行う。雑誌『SOGI』で「弔いの系譜—仏教・民俗」を約10年間連載。絵・イラストを描き、切り絵の個展を何度も開催。著書に『ドキュメント 現代お葬式事情』(立風書房)、『葬祭の日本史』(講談社現代新書)、『看取りのとき―かけがえのない人の死に向き合う』(アスキー新書)、『寺・墓・葬儀の費用はなぜ高い?』(飛鳥新社)、『死出の門松―こんな葬式がしたかった』(講談社文庫)、『お葬式の言葉と風習―柳田國男『葬送習俗語彙』の絵解き事典』(創元社)、『土葬の村』(講談社現代新書)、創作絵本『いぶきどうじ—オニたんじょう』(みらいパブリッシング)など。本書には、聞き取りをもとにして作成した切り絵やイラストがふんだんに挿入されている。

「2022年 『近江の土葬・野辺送り』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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