上昇(アップスウィング) アメリカは再び〈団結〉できるのか

  • 創元社 (2023年7月27日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (464ページ) / ISBN・EAN: 9784422360140

作品紹介・あらすじ

緻密な統計分析と幅広い領域を見渡すダイナミックな論理展開で、現代アメリカにおける格差拡大の背景と社会関係資本〈ソーシャルキャピタル〉の重要性を論じてきたR・D・パットナム。

『孤独なボウリング』『われらの子ども』などのベストセラーに次ぐ本書では、気鋭の作家S・R・ギャレットの協力のもと、アメリカの過去100年における「われわれ(We)」性の上昇と下降が描く逆U字曲線に着目する。

19世紀末には極端な個人主義だったアメリカ社会が、約半世紀をかけて徐々に差別と格差を縮小させ、利他性とコミュニティ志向を強めたのち、1960年代をピークに再び下降して現在の排他的な差別・格差社会に至るまでの大きな流れを、政治・経済・社会・文化・人種・ジェンダーなどさまざまな角度から検証。危機的状況にある現在のアメリカが再び〈上昇〉するためのヒントを探る。

感想・レビュー・書評

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  • 『上昇: アメリカは再び〈団結〉できるのか』(創元社) - 著者:ロバート・D・パットナム,シェイリン・ロムニー・ギャレット 翻訳:柴内 康文 - 松原 隆一郎による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS(毎日新聞 2023年9月16日)
    https://allreviews.jp/review/6270

    分断・孤立と大統領選挙 アメリカは再び団結できるのか | 日経BOOKプラス(2024.5.17)
    https://bookplus.nikkei.com/atcl/column/042500368/042600002/

    ロバート・D・パットナム、研究キャリア集大成の一冊! 『上昇(アップスウィング)』刊行。 | 株式会社創元社のプレスリリース
    https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000037.000091569.html

    書籍詳細 - 上昇(アップスウィング) - 創元社
    https://www.sogensha.co.jp/productlist/detail?id=4686

  • ふむ

  • 東2法経図・6F開架:302.5A/P98a//K

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著者プロフィール

シェイリン・ロムニー・ギャレット(Shaylyn Romney Garrett)
作家、社会起業家。ハーバード大学卒(行政学専攻)。ロバート・D・パットナムとデヴィッド・E・キャンベルの共著書『アメリカの恩寵』(柏書房、2019年)への寄稿をはじめ、多くのメディアで精力的に執筆、講演を行なうとともに、さまざまな企業、組織へのコンサルティングを手掛けている。社会起業家としてはアスペン研究所の主宰する「Weave, The Social Fabric Project」の創設に貢献し、シチズン・ユニバーシティやブレイバー・エンジェルズなどのNPO団体でも活動している。

「2023年 『上昇(アップスウィング)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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