世界を変えた24の方程式

  • 創元社 (2013年9月13日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784422414317

感想・レビュー・書評

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  • 図書館の科学コーナーに置いてあり、面白そうだったので読んでみました。

    基本的には言葉で説明されるので読み解きやすくはありますが、どうしても後半となる近代の方程式はあくまでイメージをつかむ程度で、それでも難しいですねw

  • 図書館で借りた。
    文字通り、世界の歴史転換となった方程式の本。数学の本にしては大きめ。純粋数学のみならず、物理系や果ては経済理論といった応用数学も含めた「24の方程式」だ。
    大きい本だが、図や式を楽しむより、純粋に文章のエピソードで楽しむ本だと感じた。カルダーノの果たし合いや、巻頭のそろばん売りの話など…、数学読み物として楽しい。

    あまり肩肘張らず、気楽に読める本としてオススメ。

  • 小中高、ずっと苦手だった数学。未だに夏休みの数学ドリルが終わらなくて焦る夢を観てしまうほどトラウマになっている部分がある。池の周りの長さとか、反比例のグラフとか、順列とか、嫌な思い出ならいくらでも引っ張り出せる。とはいえ少し歳を取り、見える世界が変わってるのではないか。そんな期待をしつつこの本を手に取った。

    結論から先に言うと、読むのにとことん手こずった。方程式の美しさや方程式についての説明を読んでもさっぱり。とほほ文系である。時代を彩る数学者の背景は、大学時代の社会科学の講義で少し耳にしていたので興味深かった。その時代だから才能を発揮できたのか?時代に翻弄される偉人はどのジャンルでもいますね。

    「なるほど!」が感じられなかったのは自分の数学許容力がないからだろうなあ...。もう少し柔らかい入門本を読んでいつか再読しようと思います。モヤモヤが晴れない!

    【読了時間:5時間】

  • 2017.01.07 映画『僕と世界の方程式』を検索していて偶然見つける。

  • 次はどんな方程式が出てくるか
    ?=?
    学校では様々な式が出てくるが、その裏に努力した人々が語られることは少ない。そんな人間模様を垣間見ることができてよかった。

  • はじめに
    序章そろばん売りvs ノーベル賞学者
    第1部 古代の等式
    第2部 大航海時代
    第3部 プロメテウスの時代
    第4部 われらが時代
    おわりに 未来には何がある?

  • 1+1=2っておかしくない?というところから始まり世界の様々な公式を歴史的、文化的に解説してゆく。本自体が大きくてとても読みやすいです。

  • 我々が生きている時代までの文明の歴史を振り返ったとき、現代が優っていて古代が劣っていると考えがち。しかし!その時代にはそれぞれの大発見があって、我々は文明の恩恵を受けている。そしてその大発見を成すにはある種の天才が必要だけれども、確立された概念を使うことはさほど困難ではない。そんな勇気を与えてくれる。三次方程式の解法にまつわる顛末は有名だが、エラトステネスの篩からゼータの零点までを6頁!で語る本はそうそう無い。力学系としか言いようのない世界で生きている現代人。もっと方程式について関心がもたれてよいはずだ。

  • 一番最初が1+1=2、2番目が1-1=0、そして24番目がブラック=ショールズ方程式。
    この間にどれだけいろんな方程式・数式が詰まっているかわからないほどだが、このセレクション自体が面白い。

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