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Amazon.co.jp ・本 (152ページ) / ISBN・EAN: 9784422430638
作品紹介・あらすじ
イカ・タコなどの頭足類は、人類とはまったく異なる身体・脳の構造を持っている。しかし、他個体とのコミュニケーションや鏡像認知など、ヒトにも通じる高度な知性の持ち主であることが分かってきた。その進化史から特異な身体の構造、そして心の中や社会性まで、最先端の知見を二人の研究者が豊富な図版と共に紹介する。
AIがまとめたこの本の要点
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みんなの感想まとめ
タコやイカの独特な生態や知性について、最新の研究成果が豊富な図版と共に紹介されています。これらの頭足類は、痛みを感じたり、恋愛や夢を見る能力を持つなど、人間と共通する側面も多く、非常に興味深い存在です...
感想・レビュー・書評
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タコやイカの興味深いトピックを集め、ビジュアルと共に解説。謎の生態や高い知能など、最新の研究から見えてくる姿は驚くものばかりだ。入門書のため読みやすいが非常に奥深い内容となっている。タコ・イカの世界に関心がある方はぜひ。
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いまタコ・イカの研究がホットだ。本書はその最新研究事情を平易に紹介する。1テーマ、見開き2ページで、図や写真入り。ひじょうに読みやすい。
タコは(おそらくイカも)痛みを感じるし、恋愛もするし、夢も見る。ミラーテストにも合格するし、模倣学習もするし、社会的認知にもすぐれる。能力的には、霊長類に見劣りしない。(先週「ダーウィンが来た!」を見ていたら、水槽で飼われているタコが飼い主の少年と手でハイタッチするようになった。よき伴侶動物にもなる!)
タコ・イカのゲノムの解読も現在進行中。すでに49種のタコ・イカのゲノムが解読済みという(2024年末現在)。ほかの動物のゲノムと比較すると、脳内の神経細胞の接続に関わる遺伝子が圧倒的に多い。
さらに、タコ・イカでは、DNA自体は変わらずに、DNAから作られたRNAが編集(改変)されることが発見され、その研究も進みつつある。なにか、すごい発見がなされつつあるような予感がする。
(p.s. 現在、国際標準のアニマル・ウェルフェアのガイドラインでは、動物を虐待したり、痛みを与えたりすることは許されない。タコ・イカは痛みも感じるし、感情ももっているし、知的でもある。無脊椎動物はこの間まではガイドラインの対象外だったが、タコ・イカの「人権」を尊重する未来が来たりするかもしれない。) -
眼・脳・体が一体化して知性を作り上げているタコ・イカでは、眼からの情報が体の色の変化に結びついているとか。魚屋で木箱にぎっしり同じ向きに詰め込まれたスルメイカたちが盛んに色を変化させていることがあった。「新鮮でおいしそう!」と買い求めたが、あの時イカさんたちは恐怖に身を震わせていたんだろうな。
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請求記号 484.7/Y 86
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タコイカオウムガイを頭足類というらしいですが、日本はその研究に適しているそうです。そもそも頭足というネーミングが、、
頭じゃなくて お腹、
足じゃなくて 腕だったみたいで。
いいですね、研究の始まりと現在までの成果が一瞬でわかるような分類名だと思いました。
一つのお話を短めにまとめ 写真もちょこちょこと示してくれるので わかりやすいです。文章も翻訳文?と何度か表紙で著者を確認することがありましたが、日本の方のようでした。端的で飾りがなく、専門知識のない人に自分の専門分野を説明する人のワクワクが伝わってくる文章です。
『ダーウィンが来た!』好きな自分は常に持ち歩きたい一冊です。
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