軍艦島の生活<1952/1970>:住宅学者西山夘三の端島住宅調査レポート

制作 : NPO西山夘三記念すまい・まちづくり文庫  松本 滋 
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レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784422700991

作品紹介・あらすじ

昭和期日本の住宅学を切り拓いた住宅学者、西山夘三(1911-1994)が、戦後二度にわたり、端島を訪問調査し、カラーを含む住宅と生活の写真を数多く撮影していたことはほとんど知られていない。本書は、それら未公開写真を中心に、当時の調査レポートや資料を加え編集し、活気ある軍艦島の生活を誌上で再現。世界にも類を見ない、高密・高層炭鉱住宅群を、日常のくらしを見据えた視線で捉えた、貴重なビジュアル・ブック。

感想・レビュー・書評

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  • 2015年刊。現役時代の軍艦島のカラー写真が豊富に掲載されている本。1974年に閉山する前、1952年・1970年にまちづくり研究の教授が撮影した、昭和の生活感あふれる膨大な写真が初公開。◆この本には廃墟となった軍艦島の写真は1枚も出て来ない。廃墟としての軍艦島の写真も興味深いけど、「日本で最初の鉄筋コンクリート住宅」「国内最高の人口密度」と謳われた炭鉱の町のリアルな生活風景のカラー写真がこれだけ集められた写真集は貴重だと思う。◆前半は写真編。後半は調査レポート編。後半は軍艦島の「影」の部分の描写が多い。

  • 今は亡き西山夘三先生が残した一冊。初心者でもとてもわかりやすかったです。

  • 201512上陸。でも上陸しても見れない領域の貴重な写真と共に当時の生活の様子がわかる。

  • 廃墟となった現在だけでなく、住民がいた当時の写真が見られた事、三種の神器がいち早く普及していた昭和中盤だけでなく強制労働などについても触れられていて良かった。

  • 世界遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の登録で注目を集める「軍艦島」端島の住宅調査レポート。絶海の孤島における世界最高レベルの人口密度という特異な住環境における生活と生活環境に関する二つの論文と最盛期の1952年と閉山直前の1970年の調査時の写真が掲載されている。綿密な調査と豊富な写真からは日本最初の鉄筋コンクリート高層住宅、屋上幼稚園、屋上庭園、日本最高層の公立小中学校といった超高密度な島の様子が伝わってくる。建築物としての住宅だけでなく、暮らし方や生活意識、コミュニティを含めた当時の生活を伝える貴重な資料である。(建築学科)

    配架場所:工1B
    請求記号:320-0:N.30

    ◆東京大学付属図書館の所蔵情報はこちら
    https://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=2003278534&opkey=B147995517726186&start=1&totalnum=1&listnum=0&place=&list_disp=20&list_sort=6&cmode=0&chk_st=0&check=0

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784422700991

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プロフィール

西山夘三京都大学名誉教授(1911~1994年)が生涯を通じて創作、蒐集したすまい・まちづくり関連の膨大な資料を整理・保存・公開し、それらを基礎に、西山夘三の遺志を継いで現代と未来のすまい・まちづくりの研究の発展と啓発・普及の進展に寄与することを目的として1997年に設立されたNPO法人。事務所は、京都府木津川市の積水ハウス総合住宅研究所内に置いている。

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