翻訳できない世界のことば

制作 : 前田 まゆみ 
  • 創元社
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本棚登録 : 2364
レビュー : 245
  • Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784422701042

感想・レビュー・書評

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  • あーこの感情はこうやって言えるんだとか、サウダージってそういう意味だったんだとか、新たな発見があった。日本語の素晴らしさも再認識して、素敵でお茶目な言葉たちに触れた。
    ただ、翻訳本であるし、言い回しや文章がもっと綺麗だったら分かりやすいのにと思った。なんというか、簡潔な文ではない詩のような?感じ。
    でもこれから使ってみたい言葉たちに出会えてよかった。
    2018.02.05

  • 贈り物で選びたい絵本。絵も素敵。

  • 世界はなんて素敵なことばで溢れているんだろうってしみじみ思いました。

    さりげなく雑ざる日本のことばに改めて日本語の素晴らしさも感じました。

  • とらえどころのない、表現しにくい気持ちや経験をぴたりと言い当てられるかもしれません。
    素敵な会話のきっかけ以上の何かをこの本から感じ取ったとしたら、それはあなたが「人間」であることの証明です。なぜなら、本質的にすべての人が「言語」から同じものを感じとるのです。
    (本より)
    いままで経験してきたことの思い出や感情にことばが与えられる感覚があった。ことばによって過去の思い出も瞬間の感情もつくられているし、その輪郭が適切な言葉を与えられたことによってしっかりすると安心するんだなって思う。


    メモ
    いまの私にひっかかった、印象に残ったことば。

    FORELSKETノルウェー語
    語れないほど幸福な恋におちている

    NAZウルドゥー語
    だれかに無条件に愛されることによって生まれてくる、自信と心の安定

  • タイトル通り「翻訳できない世界のことば」を絵本テイストで紹介している。

    内容も装丁も良くて文句なし。
    プレゼントにも最適な本。
    ひとつひとつの言葉をじっくり味わいたいし、言葉の美しさを改めて感じた。

    hiraeth(ヒラエス):ウェールズ語
    帰ることができない場所への郷愁と哀切の気持ち。
    過去に失った場所や、永遠に存在しない場所に対しても。

    mamihlapinatapai(マミラピンアタパイ):ヤガン語
    同じことを望んだり考えたりしている2人の間で、何も言わずにお互い了解していること。
    (2人とも、言葉にしたいと思っていない)

    ya'aburnee(ヤーアブルニー):アラビア語
    直訳すると「あなたが私を葬る」。
    その人なしでは生きられないから、その人の前で死んでしまいたい、という美しく暗い望み。

  • 日本語もいくつか選ばれてる。すごくいい。

  • いまさらだけど読んだ。
    カラフルであたたかな絵でいっぱいの、素敵な本。心のこもった、うつくしい言葉がたくさん。 冷たい言葉も少しあるけれど、どれも等しく興味深い。

    大好きなフランス語からは、feuillemort という単語が。日本語の言葉もいくつかとりあげられているけれど、中でも「わびさび」についての説明がおもしろかった。

    言葉は生活と密に関わっているものだから、それぞれの言語には翻訳しきれない独特の空気があるだろう。それはきっと、どんなに短い単語でもそうで、だから翻訳は容易な仕事ではないと思うけれど、イヌイット語に、「ikutsuarpok(だれか来ているのではないかと期待して何度も何度も外に出て見てみること)」という言葉があって、日本語に「君待つと我が恋ひおればわがやどの簾動かし秋の風吹く」という歌があるように、同じ人間が使っている以上、そこに込められた想いには、少しでも、交差するものがあるに違いないと思う。

    もちろんこの、日本語の本もすばらしいけれど、原文も読んでみたいと思った。

  • タイトル通り。
    人間の感性って世界共通なんだな…って思った。
    日本のことはで「木漏れ日」や「わびさび」といったいかにもなことばに「積ん読」を紛れ込ませた著者のセンスに脱帽。

  • すてきなイラストに添えられたことば。
    ことばについてゆっくり考えてみることは、なかなか面白いと気づかせてくれた。

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著者プロフィール

エラ・フランシス・サンダース(Ella Frances Sanders)

必然としてライターになり、偶然イラストレーターになった。現在はイギリスのバースに住んでいる。彼女の最初の本"Lost in Translation: An Illustrated Compendium of Untranslatable Words from Around the World"(邦題:翻訳できない世界のことば)はニューヨークタイムズのベストセラーになり、二作目の"The Illustrated Book of Sayings: Curious Expressions from Around the World"(邦題:誰も知らない世界のことわざ)とともに、8カ国語に翻訳されている。ホームページ:ellafrancessanders.com そのほかのソーシャルメディアにも出没。

「2019年 『ことばにできない宇宙のふしぎ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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