- Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
- / ISBN・EAN: 9784422701066
作品紹介・あらすじ
身近におきる出来事のあれこれに隠されたメッセージを読みとろうとする試みは、洋の東西を問わず古くから行われてきた。この本では、本人の意志とは関係なく「たまたま」出会ったり、見てしまったり、あるいは「うっかり」やってしまったりする幸せの「きざし」や「しるし」を世界各地から50個集め、文と絵で紹介する。日常生活がほんの少し楽しくなる、贈り物としても最適の一冊。挿画には、銅版画家・出口春菜氏の作品を収録。
感想・レビュー・書評
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こんなのジンクス、科学的根拠などない、と笑う?
笑ったっていい。
でも、「そんなもの」と鼻で笑って他人を馬鹿にするだけの人生なんて、何の面白みもないし、私はそれが幸せであるとは思えない。
ちょっとしたことでも幸せだと喜べる、そんな子供みたいに喜べるほうがずっと人生を楽しめるように思える。
そうやって人生を楽しんでいる人のそばにいれば、自分までなんだか楽しい気分になれそうで。
もちろんジンクスに振り回されて、方向を見誤ることのないように、ということは言わずもがなだ。
「虫がとまる」
「バングラデシュをはじめ、世界各地で虫がからだに止まるのはラッキーなサイン」(17頁)
やったね!ほら、この間動物園に行った時にたくさんの虫が足にとまっていたみたいだ。
かゆいけれど、これもラッキーがきた証拠だね!
「本が落ちる」
「親しい友人がやって来るしるしです。間違って本をさかさまに開くと、よい知らせがあるともいいます」(36頁)
昨日も今日も通勤電車の中で本を開いたらさかさまだったよ!
ラッキー!
「木曜日のくしゃみ」も「耳がかゆい」のもみんな幸せの前触れ。
世界はラッキーで満ちている。
今日、仕事で失敗しても、昨日、うまくいかないことがあったとしても、平和な日常がなんて幸せなことか。
小さな幸せのかけらを集めたら、いつか大きな幸せになるんじゃないか。
今日も、明日も、そこにある幸せを見つけられますように。
幸せで、ありますように。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
世界の吉兆50が 細やかな絵と共に描かれていました。
なんとなく 聞いたような事や
へー そんな事が 幸せのしるしなのね~
国によって 物事の受け止めが 異なるのだと
思いました。
眺めるように読める本でした。 -
群馬出身の作者。絵がすごくいい
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知っているとちょっぴり毎日が楽しくなりそうです。
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世界は広い!
いろいろあるな〜!! -
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「翻訳できない世界の言葉」というビジュアルブックの類書。いろいろな国の、「こういうことが起こると幸せの兆し」みたいなもの(例えばチマメができるなど)、おまじなみたいなものが載っている。幸せの概念、幸せに対する考え方が、それぞれ全然違うということが見て取れる。
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装丁の雰囲気が素敵だったので読んだ本。世界の幸運のジンクスについてまとめられた本。フォントもイラストも内容にあった感じで中身も素敵だった。いろんなジンクスが載っていたけど、いくら幸運のきざしとはいえ、虫関係のは見たくないなあ…。
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「いや、そんなシチュエーションあらへんやろ」から
「エッそんなことも吉兆にするの!!?」まで
知っておくと、日常がちょっとだけ華やぐ…かも