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- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784422701134
感想・レビュー・書評
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なにかを読む姿ってどうしてこんなに魅力的なんだろうか。
寝そべったり崩れた体勢であっても顔は真剣で知的に見えてしまうし、読み物を持つ手には色気と品がある。
いつでもどこでも読むということだけで自分の空間を生み出してしまう。
自分も言われたことがあるのだけど、読む人にはみんな独特の雰囲気がある。
表紙のゾウ背にする読み姿、とっても痺れる。
「読む」って不思議。
オマージュ元もチェックしたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アンドレ・ケルテスの『読む時間』へのオマージュ。
世界各地で捉えられた読む人々の姿。
じっと文字を追う姿は人種も性別も越えて同じ。
眺めているだけで嬉しいような気持ちになってくる。 -
表紙の写真(ゾウが遊びたそうにちょっかい出しつつも読書に集中する少年)を見てつい手に取ってしまった。
本を読むことは自由の象徴であり、人類共通の欲であると序章+写真たちから感じた。
欲に忠実で、没頭できる人間って素敵。 -
書物に注がれる視線は決してダイナミックなものではないけれど、「読む時間」から垣間見える彼らの日常が劇的に突き刺さる、そんな写真が多かったです。
日本の写真が一枚しかなかったー