はたらく本屋 (写真絵本 はたらく)

  • 創元社 (2024年9月12日発売)
3.58
  • (4)
  • (14)
  • (17)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 179
感想 : 24
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

本 ・本 (24ページ) / ISBN・EAN: 9784422701912

作品紹介・あらすじ

朝から晩まで、
ひとつの職業の人にはりついて、
その仕事や暮らしぶりを見つめてみた。
大人と子どもがともに読みながら
「はたらく」ことの意味を考える
あたらしい写真絵本シリーズ(総ルビ)。

■シリーズのことば
「将来、なにになりたい?」
大人は子どもになにげなく質問します。
答えはさまざま、時代のうつりかわりとともに
人気の職業があるようです。

しかし、サッカー選手でも花屋でも、
おなじ職業だからといって、
おなじようにはたらき暮らしている人はいません。
ぼくらの生活は、だれかの仕事のおかげで
成り立っているはずなのに、
彼らが日々なにを思い、
どんなふうにくらしているのかはあまり知りません。

夜道で足をとめて星空を見上げるように、
目の前を通りすぎる
いろんな「はたらく」を見つめたい。
大人も子どももおなじ地平に立って、
はたらくってなんだろう、と考えてみる。
そんなふうにして、
このシリーズをつくりたいとおもいます。

■推薦のことば
●ミロコマチコ(絵本作家)
この世界は、みんなの一日、一日でできている。
履いている靴も、休憩時間に食べるごはんも、
お昼寝するときに使う枕も。
たくさんの人の“はたらく”とともに暮らしている。
わたしの“はたらく”もきっとだれかにつながってる。
嬉しくなって、ああ、明日もはたらこうって思う。

●鳥羽和久(教育者)
生きることは社会とつながること。
そして社会とつながることは、
はたらく人とつながることだ。
つながる人とは気持ちいい関係でいたい。
そのためには、たがいにすがすがしい仕事がしたい。
この本には、
はたらくことのすがすがしさが詰まっていて、
生きるようにはたらくことをぼくたちに教えてくれる。

■シリーズラインナップ
※本シリーズ(最初の4冊)は、
リトルプレスの出版レーベル
Ambooksから刊行されていた
リソグラフ版をもとにオフセット印刷で
大判にして新装刊行するものです。

・2024年9月刊行予定
◆はたらく本屋
◆はたらく中華料理店
・2024年11月刊行予定
◆はたらく製本所
◆はたらく図書館
・2025年2月刊行予定
◆はたらく動物病院
◆はたらく庭師

■はたらく本屋
大阪にあるちいさな本屋「長谷川書店」は、
子どもからお年寄りまで
地域の人たちに愛される町の本屋さん。
朝、お店のなかでは、とどいたばかりの
新しい本がぎっしりつまった箱がいったりきたり。
いそげいそげ、もうすぐ10時。
お客さんがやってくる--。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ちょっと覗き見した気分。
    色々なお客様の声が聞こえてきそう。


    営業時間終わってからも覗いてみたいな

    • きたごやたろうさん
      またまたオイラの本棚に「いいね」をありがとうございます。

      とっても興味深い本ですね。
      実際に書店で働くと、本が重くて筋肉痛になるとか…苦笑...
      またまたオイラの本棚に「いいね」をありがとうございます。

      とっても興味深い本ですね。
      実際に書店で働くと、本が重くて筋肉痛になるとか…苦笑。
      2025/02/09
    • スノこさん
      きたごやたろうさん、こんにちは。
      筋肉痛・・・1冊1冊は重くなくても、たくさんあると大変でしょうね。脱帽です。
      営業時間終わった後の本屋さん...
      きたごやたろうさん、こんにちは。
      筋肉痛・・・1冊1冊は重くなくても、たくさんあると大変でしょうね。脱帽です。
      営業時間終わった後の本屋さん お客様から見えないところのお仕事が気になります。
      2025/02/09
    • きたごやたろうさん
      昔、コールセンターで働いていた頃、夜勤でね、バーとかからのお酒の補充の依頼を受ける電話を取るって言うのがあったけど。

      閉店後の書店って...
      昔、コールセンターで働いていた頃、夜勤でね、バーとかからのお酒の補充の依頼を受ける電話を取るって言うのがあったけど。

      閉店後の書店ってどんな感じなんだろね。
      気になる〜。
      2025/02/09
  • ブクログレビューを拝見して知った本。

    見た目レトロな雰囲気だが、最近出版された本だった。
    ↑上記作品紹介を見ると、シリーズもこれから増えていくらしい。(早速図書館に3冊の予約を入れた)

    こういう町の本屋さんは、残念ながら近所にはもう無い。

  • 町の本屋さんの1日を写真で追います。

    22時まで開店していることにも驚いたけど、
    閉店後も事務処理や品出しなど、遅くまでお仕事していることにさらにびっくり。
    少ない人員で仕事を回す苦労が伝わります。

    生活圏には大型書店しかなく、町の本屋さんにめぐりあう機会も残念ながらないです。
    子供の頃は町の本屋さんで本やドリルを探したり、いとこの家の近くの本屋さんに連れていってもらったり、大人になってからは飲み会帰りに夜の本屋さんに行くのが好きでした。
    ネットでポチッとするのをやめて、たまには本屋さんに行ってみようかな。

    大型書店もいいけど、
    町の本屋さんならではの常連さんとのやりとり、子供との距離の近さ、子供の頃お客さんだった人が大人になって働く、などがキラキラして見えました。

    町の本屋さん、がんばれ!

  • まちの本屋さんの1日を写真で見る絵本。
    この本はシリーズものなので、ほかのお仕事もあったけど本屋さんに憧れがあるので、まずはこれを手に取った。
    昔からのお客さんが今は同僚だとか、馴染みのお客さんのとのやりとりとかプレゼントを包むとか、ほんわかした雰囲気で1日が終わる。
    「はたらく」ことがポジティブに描かれているのがいい。
    やっぱり本屋さんはいいな。

  • 大阪府水無瀬のおもしろい個性派本屋さん「長谷川書店水無瀬駅前店」 | TOKK(トック)大阪京都神戸阪急沿線おでかけ情報メディア 2020.03.11
    https://tokk-hankyu.jp/articles/entertainment/2248/

    魅力ある書店づくりに勤しむ叔父と甥の物語 - SMALL 2023年6月28日
    https://shimamoto-small.jp/tatsujin/konohito-03/

    写真絵本「はたらく」シリーズ – Ambooks
    https://am.tamon.in/hataraku/

    書籍詳細 - はたらく本屋 - 創元社
    https://www.sogensha.co.jp/productlist/detail?id=4985

  • 大坂の水無瀬にある長谷川書店で働くみのるさんの1日。
    地元の町の本屋さんといった風情でほっこりした。

  • 〝きょうは、大阪の水無瀬にある、小さな本屋「長谷川書店」で働く<みのる>さんの一日にお供します。朝9時、店には叔父さんが待っていました...もうすぐ10時、急げ急げ、開店の時間だ...お昼ご飯は、いつもレジの前で食べます...子どもからお年寄りまで、地域の人たちに愛される町の本屋さん...会社帰りのお姉さん、熟が終わった中学生、ほろ酔いサラリ-マン、夜の本屋は賑やかです・・・〟働く人のがんばる姿をドキュメントした「写真絵本 はたらく」シリ-ズの開幕です。

  • 「はたらく本屋」
    大阪の個人書店で働くみのるさん(実は後継者?)に密着取材。町の本屋さんの1日を紹介する。


     図書館本。
     町の本屋さんが消えて行く中、こちらは結構お客さんが入っている。宝くじを扱っているのも関係あるのかな……?
     従業員も店主含めて最低3~4人。個人経営の書店としては結構な規模のようだ。22時頃まで営業しているらしい。雑誌も充実していて羨ましい限り。

    「はたらくおじさん」「はたらくひとたち」といった小学校低学年向けのお仕事紹介番組が無くなった現在、こういう絵本は貴重な存在だと思う。
     書店はまあ、小説や漫画の舞台になることもわりと多いので、そこそこ目にする機会はあるのだけども。

  • 写真絵本はたらくシリーズ 其の3。

    昔はこんな感じの町の本屋さんが
    いっぱいあったよなぁ〜と懐かしく感じた。
    本屋さんは力仕事と聞くけど
    本屋さんの裏側とか見ることがないので
    やることが色々あるんだな、と改めて思った。

    昔はこの手の本屋さんで
    立ち読みするのが好きだったなと、
    子どもの頃を懐かしく思う。

    知らない世界を知るって素敵。
    いろんな働くがある。

  • 9歳6ヶ月の娘
    6歳6ヶ月の息子に読み聞かせ

    働く人の姿を
    ありのままに写真で伝える。
    このシリーズ気になる。

    写真がカラーでなく
    モノトーンなのも味があっていい。

    子どもが将来どんな仕事したいか考える
    というより
    大人が他の仕事の様子を見れる感
    その人の人生を感じる。

全24件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

一九八〇年、横浜市生まれ。画家・装丁家。
中学一年で学校をやめ、南インドと日本を半年ごとに往復。二〇〇二年から本づくりの仕事にかかわるようになり、これまでに四五〇冊を超える本をてがける。著書に『偶然の装丁家』(晶文社)、『たもんのインドだもん』(ミシマ社)など。

「2018年 『本を贈る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

矢萩多聞の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×