一休 (日本人のこころの言葉)

  • 創元社 (2011年8月22日発売)
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  • 本 ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784422800578

感想・レビュー・書評

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  • ここんとこ、
    思考する能力が
    ざる、の様になってきた。

    (しかも、かなり荒い網目の)

    ちょっとでも話がややこしくなると
    (ありゃ。今の話理解できなかった…)
    と、
    頭を掻き毟るハメになってしまう。

    と、すると。

    このざる頭にするり、するりと入ってきては
    どん、と居座り、逃げていかない
    一休さんの話はかなりのデカさだ。

    >釈迦という
    いたずらものが世に出でて
    多くの人を
    迷わするかな。

    …て、
    救いを求めて、皆が手を合わせる釈迦の事を
    こんなふうに歌ってしまうとは。

    自由奔放、
    人の心を捉えては離さぬ。

    この偉大な破戒僧には、どうしようもなく憧れてしまうのだ。

  • 楽しんで読む感じでないが、知らないことも多く良い発見があった。
    ますます一休さんに惹かれていく。

  • 一休宗純の言葉を解説されています。

    解釈が難しいものをわかりやすく書かれていて為になります。
    また、有名なものから浄土的なものまで幅広く掲載されていますし、巻末には一休宗純の生涯の歴史の章もあり、難しすぎず、簡単すぎず、一休宗純を知る入門書としてとても良いです。

  •  前半が「言葉編」、後半が「生涯編」となっているが「生涯編」のうちの「一休の生涯」が良い。

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著者プロフィール

1933(昭和8)年、滋賀県生まれ。2歳のとき出家して、臨済宗妙心寺派の僧籍に入る。花園大学仏教学部(禅学専攻)卒業の後、南禅寺専門道場柴山全慶老師の室に入り参禅弁道。1960~61年、米国ペンシルヴェニア州ペンデルヒル宗教研究所に留学し、キリスト教を研究。1970年、京都大学大学院文学研究科(宗教学専攻)博士課程修了。いらい母校花園大学の教壇に立って禅学を講じる。1993年、論文『己事究明の思想と方法の研究』によって、愛知学院大学より文学博士の学位を受ける。現在、花園大学名誉教授(元学長)、臨済宗妙心寺派興福寺閑栖。

「1987年 『迷いの風光』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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