幸せの鍵が見つかる 世界の美しいことば

著者 : 前田まゆみ

• 創元社 (2018年5月16日発売)

作品紹介・あらすじ

忙しい毎日、何だか心が疲れている……。そんな時は“世界の美しいことば”が、あなたの心を癒してくれます。数行のことばと素敵な絵から、感動や勇気ももらえます。著者は絵本作家で翻訳家の前田まゆみ。名言や言い伝え、物語などから世界の美しい言葉を50個セレクトし、日本語の対訳と心が温かくなる絵を添えました。発言者のプロフィールも添えられているので、書かれた背景も分かり、ことばをより深く味わえます。見開きで展開される一つひとつのことばには絵本の世界が広がっていて、知らず知らずのうちに別世界に引き込まれていきます。まるでいろいろな世界を旅しているような気分になれます。ことばの世界を旅するうちに、きっと、あなたの人生に寄り添い、幸せをもたらす座右の銘と出あえるでしょう。忘れかけていたものを思い出させてくれ、優しい気持ちになれる一冊。飾って眺めているだけでも幸せな気分になれるので、プレゼントにも最適です。

感想・レビュー・書評

[nejidonさんの感想 · 2019年7月6日]

心が凍てつくように悲しい時、言葉は何の力にもならない。
言葉は、順境の時にこそ味わえるものだから。
それでも、自分の口から発する言葉は、誰かを力づけたり慰めたり出来るものであったらと願う。
この本を手元に置いてつれづれに開くことで、それは叶うようになるのだろうか。
私の言葉がいつも、あたたかいものでありますように。

詩や名言、言い伝え、物語などから世界の美しい言葉を50編セレクト。
エミリ・ディキンスンやタゴールなどが多く、イヌイットやネイティブ・アメリカンの言葉もあり、英語と対訳になっている。
すべてのページに添えられたあたたかいパステル調の挿絵が、目にも心にも優しい。
巻末に発言者のプロフィールと参考文献も載っている。
　　
「人間には、力があるのではありません。
　責任があるのです。」・・ネイティブ・アメリカンの言葉

友だちから、今年の誕生日に贈られた本。
友だちも同じものを買ったのだとか。
彼女の言葉はいつも、心の深いところにそおっと届く。
今夜はそれを思い返しながらの読書となった。

[まことさん · 2019/07/08]

nejidonさん。初めまして。
フォローと、コメント、どうもありがとうございます！
私も、nejidonさんのご紹介のこの本を、読んでみたいと思っています。
何だかとても素敵な本みたいですね！
本は図書館で借りることも多いのですが、この本は是非、購入して手元に置きたいと思いました。
では、これからもどうぞよろしくお願いします<(_ _)>

[nejidonさん · 2019/07/09]

まことさん、こんばんは(^^♪
お越しいただきありがとうございます！
はい、とても素敵な本ですよ。
ビジュアル的にも美しいので、表紙が見えるように飾ってあります。
もっと手応えのあるものを望む方には、やや物足りないかもしれませんが、
美しいもので心を満たすことはそれだけでも良いことのように思います。
機会がありましたらぜひどうぞ。

私も図書館派です！
蔵書の中になければ他図書館から借り入れてもらっています。
皆さんのレビューを読むとどんどん読みたい本ばかり増えて、悩ましい限りです・笑

[まことさん · 2019/07/10]

nejidonさん。お返事ありがとうございます！
早速、注文して、今、届くのを待っております♪
私も、皆さんのレビューを読むと読みたい本が、増えて困っています。
nejidonさんのレビューもこれからも、楽しみにしています(^^♪

[りまのさんの感想 · 2020年8月4日]

8月４日。夜。やっと購入。嬉しくてしかたがない。今日はもう寝ます。おやすみなさい。

[猫丸(nyancomaru)さん · 2020/11/24]

りまのさん
良いですねぇ〜

[りまのさん · 2020/11/24]

ありがとうございます。恥ずかしいから、前のコメント消します、、、

[猫丸(nyancomaru)さん · 2020/11/24]

りまのさん
にゃ〜ん

[和也さんの感想 · 2023年5月31日]

短い文なのに、考えさせてくれたり、癒してくれたりする本。心が疲れた時にまた読みたい。
ヘンリーデヴィッドソローの言葉が印象に残っている。
「わたしたちにとっての本当の収穫は、触れたり、語ったりできないものである」

[さとう あさかさんの感想 · 2021年9月14日]

【おすすめの人】
心穏やかになりたい人

【感想】
この方の絵本？訳本？が好きなのですが
世界には素敵な考え方がいっぱいあるんだと幸せな気分になりました

[リカさんの感想 · 2019年10月29日]

ビジネス書を読み続けた時に、味気ない文章に少し疲れてしまって、手に取った本。
いろいろな人の残した、心あたたまる言葉が紹介されています。

　後悔はたくさんした方がいいのです。
　悲しみをもみ消さないで、向き合って、慈しみましょう。

　深く後悔することは、もう一度生き直すことに繋がります。
　
という、ヘンリー・デヴィッド・ソロー（詩人）の言葉が、一番心に残りました。

また、ニコラ・テスラは、オーストリア生まれのセルビア人発明家、科学者で、死亡したのは1943年。
錬金術師の活躍したもっと昔の時代の人かと思いきや、けっこう最近の人でした。

ハリー・ポッター第一作に登場した錬金術師かと思いましたが、それはニコラス・フラメル（1340-1418）で、彼こそずっと中世の人でした。

[さくらみさんの感想 · 2019年8月23日]

美しい本です。言葉と絵のコラボに、ドキンドキンとときめきます。

[Luceさんの感想 · 2019年5月20日]

絵もかわいいし、ことばたちも光の粒の集まりのようで、ステキです。

[金城学院大学図書館さんの感想 · 2019年2月23日]

【おやすみ】
きっと、あなたの人生に寄り添い、
幸せをもたらす座右の銘と
出あえるでしょう

【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
https://opc.kinjo-u.ac.jp/

[fransiskaさんの感想 · 2018年11月2日]

まず、表紙に癒される。手書きの温かみのあるレタリングにかわいい花達。中をみて、またほっこり。きれいな言葉達と優しいイラスト。大事に手元に置いておきたい本。

[chaitealatteさんの感想 · 2018年9月13日]

心にじんわりと響く言葉の数々が載っている本です。
挿絵も優しくてほっとします。

初め図書館で借りたのですが、手元に置いておきたくなり購入しました。

著者プロフィール

絵本作家、翻訳者。神戸市生まれ。神戸女学院大学英文科卒。幼稚園児のころ、ホッチキスで紙をとじて絵と文字を描き、はじめて自分で本を作る。1994年ごろから絵本作家として活動。著書に『リトルガーデンブック』（ブロンズ新社）、『野の花えほん』（あすなろ書房）、『しあわせの鍵が見つかる世界の美しいことば』（創元社）、『オーリキュラと庭のはなし』（アリス館）など。翻訳書に『翻訳できない世界のことば』（創元社）、『だいすきだよ　おつきさまにとどくほど』（パイインターナショナル）など。『あおいアヒル』（主婦の友社）で、第67回産経児童出版文化賞・翻訳作品賞を受賞。京都市在住。

「2023年 『えほん　般若心経』 で使われていた紹介文から引用しています。」