森のイスキアで話したこと

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  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784422930343

感想・レビュー・書評

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  • 少し前のことです
    「マクロビオテック料理」を売り物に
    しているお店に
    つれていってもらった
    (連れていかれた)

    これは陰でこれは陽で
    これはなにで、あれはなにで
    と まぁ その長々と説明される
    その果てに
    出された精進料理(?)を
    食べました

    味は ほとんど覚えていない
    なんだか すっきりしない
    モヤモヤとした感情が
    ずっーと 残っていた

    この本の
    第五章「食について」
    を読み進めていって
    その通り!
    と百回はうなづいてしまった

    「説明ばかり長くて
     みんなどうなんだろう
     おいしいと思って食べてんだか、」
    「食の絶対的正義のために生きている感じ
     がだんだん見えてきて…」

    あの時の モヤモヤを
    実に すっきりさせてもらえた
    強烈な便秘を一気に治してもらえた
    そんな
    一冊です

  • 20年以上前の対談本。
    面白いのは、宮迫さんの発言は時代を感じる古さがあるのに、初女さんの発言には感じられないこと。
    それは、宮迫さんは、内面の問題の解決を
    外側(本や人など。懐かしさを感じる名前もあり)に求めていったのに対し、
    初女さんは、一貫して神さまに焦点があっているから。
    初女さんのぶれなさは、時の影響を受けない。

    手仕事の尊さを改めて思う。
    食が強調されていて、
    それはわかりやすいけれど
    食だけでない。
    「創り出す」作業を人間から離しては
    いけない。

  • カソリック信者相手にカソリック教育で挫折した著者が話す形式がおもしろかった。男女の差は本当にその通りでいつのまにか男のように企業戦士よろしく働くのが普通に鳴っていた自分に気づかされた。子どももいるのに食、住といった暮らしをしてない自分。読んだタイミングも何かの教えかな。

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著者プロフィール

佐藤初女

一九二一年、青森県生まれ。小学校教員を経て、七九年に弘前染色工房を主宰。八三年から自宅を開放して「弘前イスキア」を開設し、苦しみを抱えた人を手料理で迎え入れ、話を聞くようになる。九二年、岩木山麓に「森のイスキア」を開く。九五年に公開された映画『地球交響曲(ガイアシンフォニー) 第二番』(龍村仁監督)で活動が紹介されると、国内外で広く知られるようになり、各地で講演やおむすび講習会などの活動を続けた。二〇一六年、死去。『おむすびの祈り 「森のイスキア」こころの歳時記』『「いのち」を養う食 森のイスキア』等、著書多数。

「2020年 『初女お母さんの愛の贈りもの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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