実は、内向的な人間です

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本棚登録 : 257
レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784422930879

作品紹介・あらすじ

外向型人間にものさしを合わせたかのような世の中で、内向型人間は深く悩みながらも懸命に生きている??。アジア圏女性のメンターとして愛される著者が、自身の内向的な人生を振り返りながら、どうすればそんな自分ともっと親しくなり、ささやかな幸せを育むことができるのかについて考察したエッセイ集。

●大勢の集まりは疲れる。一対一の約束が好き。
●会話の際、相手の話が面白ければ聞き役に回れる。あえて自分が話す必要も感じない。
●人との約束がキャンセルになると嬉しい。だけど会ったら会ったで楽しく過ごせる。
●自分の部屋で、ひとりで過ごすときがいちばん幸せ。

著者は、内向型人間のこんな気質に寄り添いながら、ほんの少しの勇気を出して一歩踏み出すことを応援する。
外向性が求められる場面では“社会性スイッチ”を押すけどすぐに充電切れになってしまうし、相手によってはおしゃべりになるけど発言を後悔することが多いし、退屈に暮らしているようでも実際は日常のささやかな楽しみに喜びを見つけて幸せで……。そんなふうに生きる人たちが、性格のせいにすることなく、他人に振り回されることもなく、静かで自由に、自分らしく生きていけるように。

「内向的な人が噛みしめる幸せは、より深く、より濃い。
内向的か外向的かは優劣とは関係ないことを理解し
自分とちゃんと向き合うことが、こういった幸せにつながるはずだ」

感想・レビュー・書評

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  • 内向的な傾向があるので、すごく共感した。

    作者が指摘してることで、目からウロコだったこと。それは、いまの気心知れた親友たちとも、そもそもは居心地の悪い関係から始まっているということ。内向的だからと言って、冒険せずに、限られた気楽な関係にばかり依存してると、いざというときにひとりぼっちになってしまう。

    確かにそうだ〜と思いました。内向的だから、社交をしないのではなくて、内向的なりの社交をする必要がある。

    そして作者の方はそのバランスを取るために、いろいろ工夫してる。たとえば、夜は静かな時間を持ちたいからなるべくランチの約束しかしないとか、集まるのは4人が限界とか、パーティーには行かないようにしてるとか。

    私も自分に無理のない形で、うまくバランスを取って、人と関係を築いていこう

  • 内向的な筆者の経験や考えを読みながら、自分について考えることができる。自分も内向型だと思うが、筆者と比較しながら、自分の中にも外向的な面があるのかもしれないと気付かされた。

  • 救われた、買ってよかった

  • この本を読んで自分の視野が広がった。チェックリストによると私はちょうど中間的な位置で、本の内容は共感できることもそうでないこともあった。だからこそ自分自身や相手のことをもっと深く知ることができた気がする。心がほっこりするような素敵な本だった。

  • 深いところでの、あるある!わかるわかる!がけっこうありました。他の内向型系本とはまた違った切り口で、楽しめました。

  • 最近よく取り上げられているHSPと重なる部分がある。
    私はHSPの特集や本に目を通した時、当てはまる部分は多いけれど何かしっくりとこなかった。
    この作品はそれとは多少性質が異なるのかもしれないけど“内向的な人間”を優しく掘り下げて、労ってくれる言葉が温かく、しっくりときた。

    私だって悩みごとを考え過ぎずに、寝たら忘れる無敵の外向的な人になりたい。でも自分の持つ内向的な部分と上手く共存して思慮深い自分をたまには褒めてあげられる人になろう。

  • 最近韓国のこう言う関連のエッセイ読み飽きてしまった感はある。

  • 私は外交的な人間だけど、とても励まされた。人の性格は広大なスペクトラム、という表現が素敵だな。

  • 内向的な人間が一番暮らしやすいのは結婚して夫といることというのが,この本で一番納得できた.

  • 筆者も文中で一度触れているように、人間を内向的と外向的とにはっきり二分することはできない。筆者は自分を極端に内向的な人間であり、スイッチを入れることで外向的であるように振る舞う、しかしそれは疲れることだ、としている。しかしそれは筆者の中にある外交的な一面であると言って良いと考える。
    かく言う私も自分のことを内向的であると思いながらも、日々の生活の中で外向的な一面が顔を出すことがある。しかしそこで自分を外交的な人間であると認めてしまうと、内向的であると言うことで被ることが認められてきた鎧を剥がされてしまうようで恐ろしい。だからあくまで、内向的な自分が努力をした結果としての一時的な外交的側面と位置づけてしまう。
    そもそも、内向的であることに生きづらさを抱えている人々を対象とした本であるため、内向的であることを賛美するような描写が随所に見られる。また、そのために外向的な人々を「考えの浅はかな人」と位置づけるような書き方が散見されたのは気になった。
    人を外向的と内向的の2要素で完全に分類することは不可能であり、自分の中にその2要素が複雑に混在している事は確かである。そのでもそれでも自分がどちらに属するのかを知りたい、と言うことであれば、この本はうってつけかもしれない。筆者という一種の軸と、自分の心の内を比べながら読み進めるのは、なかなか楽しい体験だった。

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著者プロフィール

エッセイスト、小説家。韓国、中国などで380万部を超えるベストセラー『女の人生は20代で決まる』で新たなトレンドを築き、20~30代の女性読者から圧倒的な支持と共感を集めた。誠実な筆致で現実的なアドバイスを届ける「女性たちのメンター」として愛されており、近年はアメリカでも講演を行うなど、活動の幅を広げている。

「2020年 『実は、内向的な人間です』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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