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本 ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784422932163
感想・レビュー・書評
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古書の町を作ることに情熱を傾けた変人ブースの自伝。
古書を買う量が膨大!大学相手に古書を売りつけるところなんて痛快。
資金繰りに四苦八苦しながら、役人と戦いながら、資本主義と戦いながらの日々も綴られている。
時間の流れが明快になってないから、ちょっと読みにくいかな?でも読まされてしまいました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
英国に「古書の町」を作った著者の自伝。
別の小説で「ヘイ・オン・ワイ」の名前を知って、そこからチェイン・リーディング。勝手に独立を宣言してみたり本をぼんぼん買い込んだり、著者はなかなかにエキセントリックな人柄。良くも悪くも、こういうアクの強さが、この町を成功した町に押し上げたのかも。 -
イギリスの田舎町ヘイ・オン・ワイを「古書の町」にしたリチャード・ブースの自伝。保守的な町での軋轢や(特に役所関係との)、金銭面での苦労がわかる。また、ヘイ・オン・ワイだけでなく、欧米の数々の「古書の町」作りに係わってきたことも述べられている。
地名・人名が非常に多く、中には同名の人もいてややこしい。ちなみに、ヘイ・オン・ワイの話ではなく、あくまでもリチャード・ブースの伝記。「古書の聖地」とも言われるヘイ・オン・ワイの泥臭い一面が見られる。
(図書館で借りた本) -
613夜
東真理子の作品





