帝国と慈善 ビザンツ

  • 創文社 (2005年7月12日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (476ページ) / ISBN・EAN: 9784423460580

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  • 「帝国」とは何か? その重要なモデルケースとしてのビザンツを取り上げる。

    「帝国性」について、ビザンツと近代の帝国主義はどう違うのか? ビザンツに関して専制権力による収奪ばかりが注目されてきたが、富の再分配に注目するとどのようなことが見えてくるのか? ポリスにおける善行はキリスト教ローマ帝国の下でどのように変容し、それは帝国にどう包摂されたのか?

    単純な構図や近現代の歴史的産物であるネガティブイメージが見落としてきた「帝国」ビザンツの実態に丁寧に迫っていく。

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著者プロフィール

現在 一橋大学大学院経済学研究科教授
著書 『帝国と慈善 ビザンツ』(創文社、2005年)他

「2024年 『市場経済の世界史 見えざる手をこえて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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