ヨーロッパ世界の誕生 (名著翻訳叢書)

  • 創文社 (1960年1月1日発売)
4.00
  • (1)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 28
感想 : 2
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (462ページ) / ISBN・EAN: 9784423492017

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ふむ

  • やはり古典を読むのはいいものです。
    当時の歴史界に大きな一石を投じたピレンヌの『マホメットとシャルルマーニュ』。
    西欧世界の形成についての研究を大いに促進したこの著作、もちろん批判すべき部分は多々ありますが、それほどのものを日本語で読めるということには感謝感謝です。もちろん、原文で読めればもっと感慨深いのでしょうが・・・。
    内容はイスラーム勢力の進出によって西欧世界は地中海商業圏から切り離され、独自の世界の形成に向かったというもの。いわゆるピレンヌ・テーゼですね。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

アンリ・ピレンヌ
1862年ベルギーのヴェルヴィエ生まれの歴史家。
1935年没。
リエージュ大学でヨーロッパ中世史を専攻。ライプチヒ大学、ベルリン大学に留学。1886年にベルギー・ガン大学教授となる。全ヨーロッパ的視野で、中世の都市および商工業のあり方に重点をおく社会経済史を中心に研究。著書に『ヨーロッパ世界の誕生』など。

「2018年 『中世都市 社会経済史的試論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

アンリ・ピレンヌの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×