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Amazon.co.jp ・本 (330ページ) / ISBN・EAN: 9784423800256
感想・レビュー・書評
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衰退した社会理論を再生させること、それが本書のテーマ。
戦時中の動員やら戦後の学生運動により、社会理論は深刻な反省を強いられる。個人を抑圧するだけの社会理論ではなかったのか。システムから出発し、そこで生きる個人をどうコントロールするのかが中心の理論ではなかったのか。そういう反省である。
そんな状況の中から、シンボリック相互作用論、現象学的社会学、エスノメソドロジーは、しだいに勢力を拡大していった。個人はいかにして社会や環境に対して働きかけるのか、よりよい社会や環境に変えうるのか。それが新興の諸理論に共通する問題意識であった。しかし限界もあった。最大の欠点は、主観主義である。結局、原因を意識の問題へと還元してしまうのである。
そこで著者が復活させたい(むしろ刷新したい)と考えている、社会理論である。制度変換の視点の欠如と主観主義とを克服するための理論である。個人は社会に規制されつつも、他方ではその社会を設計している。そしてよりよい制度設計を考える理論、それが自己組織性の社会理論である。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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