うなぎを増やす (ベルソーブックス010)

著者 : 廣瀬慶二

• 成山堂書店 (2014年8月18日発売)

作品紹介・あらすじ

ニホンウナギが国際自然保護連合(IUCN)によって「レッドリスト」の絶滅危惧種に指定された!復活する術はあるのか?いまだに謎につつまれているウナギの生態から資源管理、養殖に必要な環境や増やし方など、ウナギを深く知り、長く愛してほしい。

感想・レビュー・書評

[東北大学附属図書館 農学分館さんの感想 · 2022年10月6日]

東北大学OPACへのリンク：
https://opac.library.tohoku.ac.jp/opac/opac_link/bibid/TT21985210

[チャキさんの感想 · 2015年1月9日]

最新の本かと思えば、初版が平成１３年、改訂版が、.１７年。この本のうなぎを増やすとは 養殖技術の進歩だけで、なんらうなぎ減少の解決策になっていない。
この本の研究、調査の経過から１０年経ってもうなぎを増やすは養殖技術ばかり書いていることは養殖のことばっかりだったのはがっかり
養殖だけではなく本来の目的 現在わかっているうなぎの生態はどこまでわかったのか、わかったことからその先どうしたら天然うなぎを増やすことができるか、環境改善のために何をすべきか、保全対策など、どんな研究が必要か、うなぎのさらにもっと生態系の追究した内容が知りたかった、、それだけうなぎとは謎でわからないものなのだなあ。
私の増やすの捉え方が違っていた。

おもしろかったのは　普段美味しい美味しいと言ってたべている養殖ウナギは全部　雄♂だけ９９％　日本産だけでなく海外の養殖ウナギも雄♂だけ９９％で　雌♀はどうしてもできないというところが。そう簡単には解明できない不思議な生体に謎は更に深まる。。。