かならず成功する読みきかせの本

著者 : 赤木かん子
  • 自由国民社 (2008年9月1日発売)
4.02
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  • 本棚登録 :114
  • レビュー :31
  • Amazon.co.jp ・本 (111ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784426104962

かならず成功する読みきかせの本の感想・レビュー・書評

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  • 赤木さんの読み聞かせについての言動には、
    いつもなんだかもやもやしたものを感じていました。

    なんなのだろう、と常々思っていたのですが、
    これを読んでなんとなく見えてきたようなきがします。

    赤木さんは子どもを単なる消費者に育てようとしているように思えるのです。

    「ウケる本」、このいい方も品がなくて好きではありませんが、
    ウケる本しか読まなくて良い。
    子どもが喜ぶものだけ読んであげること。
    もちろん子どもを本嫌いにしたくない一心で
    下手な読み聞かせを戒める意味もあると思います。

    けれども、やはりこの子どもに喜ぶものだけというのは、
    一見子どもを尊重しているように見えて、
    実は損なっているのではないかと思えて仕方ありません。

    確かに子どもの自分に必要なものに対する嗅覚は驚異的です。
    それを侮るつもりは毛頭ありません。
    しかしながら、それは万能ではありません。

    小腹の空いた時に、コーンスナックを目の前におき、
    同時に、もしあと3時間待てば北海道産のとれたてトウモロコシが届くよ、
    どっちが食べたい?と聞かれて、
    子どもは必ず3時間待ってトウモロコシを選ぶとは限りません。
    それは我慢することへの耐性がついていないこと、
    穫れたてトウモロコシの美味しさをしらないこと、
    栄養価の知識の不足、などいろいろな原因があります。
    ですから、この場合、コーンスナックを目の届かないところへ置き、
    3時間をなんとか気を紛らわせてやり過ごさせ、
    美味しい焼きトウモロコシを作ってあげるのが
    大人の責任というものではないでしょうか。

    たとえがあまり適切ではなかったかしら(笑)

    つまり多少の困難を乗りこえさせ、
    本質的に良い本にふれる機会をつくる、ということです。
    (この「良い本」というのも胡散臭いと思われてしまうかもしれませんが)

    私を含めて多くの人たちは本が子どもたちの糧となり、
    新たに何かを生み出す創造的な人間に育っていくのが見たいはずです。
    大量消費時代の社会をなぞるように、
    次から次へとそこそこ楽しめる本を消費するだけの人になって欲しいわけではありません。

    学校の図書の時間はほとんどが自由読書で
    指導が行き届かないことも多いのが現状です。
    その場合、読んでおいてほしい本と巡り会う機会のないまま、
    その時期を通り過ぎてしまうことが往々にしてあります。
    少しでもその穴埋めになるような読み聞かせをするというのは
    決して間違った試みではありません。

    下手な読み聞かせが子どもに苦痛を与えるのは大変遺憾ですが、
    しょせんボランティアの読み聞かせであれば、
    失敗はあっても不思議はありませんし、
    断罪するべきことではありません。

    それよりも影響力の高い立場の方が書籍の中で、
    子どもが喜ぶものだけ読みましょう、
    などということの方がどれほど大きな害悪に相当するのか、
    1度きちんと考える必要があるのではないでしょうか。
    司書など、本にたずさわるプロフェッショナルですら、
    (嘆かわしくも)この本を手引きにする可能性があることを考えれば、
    このような読み聞かせについて指南する本は、
    いかに子どもにきちんと優れた本を手渡すか、
    という工夫について書かれるのが順当ではありますまいか。

    また「きちんと優れた本」というものの定義についても
    多くの議論があることと思います。
    赤木さんが良いと思う本、もう必要ないと切り捨てる本、
    いわゆる本の取捨選択についても私には疑問が多くのこります。
    どのような本こそが読まれるべきなのか、
    そこのあたりは赤木さんだけでなく
    我々子どもにたずさわる大人全員が
    もう少し真剣に考える必要があろうかと思います。

    なんとも長くなってしまいましたが、
    最後まで読んで下さった方には御礼申し上げます。

    言い尽くせていないところや、
    言葉足らずで誤解を招く部分もあるかと思います。
    気分を害した方がいらしたら、申し訳ありません。

  • 小学校で、読み聞かせを頼まれたけど困った!どうしたらいいの?!
    という読み聞かせ初心者さんにおすすめ。

    子供に読み聞かせをする時のジャンル別セレクト本など、具体的に紹介されています。


    【勉強になったポイント】
    ・後ろから読もうが、前から読もうがかまわない。
    ・”自分が読んでやりたい本”を選ばない。
    ・子供達が途中で飽きてしまったら「ごめんね~」で別の本にする。
    ・ヘルプについた大人は、子供をひざに乗せて一緒に聞く。
    ・子供は、花や神社などの季節の写真は好まない。ヘビなどの変温動物が好き。

  • 読みきかせをはじめようと考えていたり、取り組んでいたりする人に最適な入門書。読みきかせをするうえで役立つ具体的なアドバイスや、色々なテーマに関する絵本が紹介されていて実践に役立ちます。(2008.10.24)

  • おすすめ絵本がたくさんのってる

  • 本の読み聞かせがうまくなりたいなぁと思っていたところ、この本を紹介してもらい、読んでみました。各学年の子どもたちに、どんな本を読み聞かせするのがいいか等、はじめは分からないことだらけでしたが、この本には「困ったときのお助け本」「大人も子どもも大喜びの大道芸絵本」「ひと工夫と遊び心で大ウケ!」など、テーマごとにオススメの本が書かれていて、とても参考になりました。自分自身か楽しく読める本を選ぼうと思いました。

  • 本の読み聞かせがうまくなりたいなぁと思っていたところ、この本を紹介してもらい、読んでみました。各学年の子どもたちに、どんな本を読み聞かせするのがいいか等、はじめは分からないことだらけでしたが、この本には「困ったときのお助け本」「大人も子どもも大喜びの大道芸絵本」「ひと工夫と遊び心で大ウケ!」など、テーマごとにオススメの本が書かれていて、とても参考になりました。自分自身か楽しく読める本を選ぼうと思いました。

  • ちょっと参考にしてみようと思う。

  • 小学校で読み聞かせするのに参考にした本。家族や宇宙、春夏秋冬のテーマ別に絵本を紹介してあり選びやすかった。

  • 自分の子どもへの読み聞かせと、大勢に読み聞かせをするセミプロさんの読み聞かせ方について、説明。

    ダンゴムシ、ビッグブックで読みたい…。

  • なぜ絵本を子どもに読むのか?それは子どもに幸福な気持ちになって貰いたいから。その通り!参考になる絵本がたくさんありました。

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