古典のおさらい (おとなの楽習) (おとなの楽習 21)

著者 :
  • 自由国民社
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  • Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784426107987

作品紹介・あらすじ

"翻訳を読めば十分"でしょうか?原文からなら、このように、ずっとおもしろく読めますよ。

感想・レビュー・書評

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  • ・未然形:「ず」「む」に連なる。連用形:用言や「たり」連なる。終止形:言い切りで「。」がつく。連体形:体言や「とき」に連なる。已然形:「ども」に連なる。命令形:言い切りで命令する
    ・係助詞「ぞ・なむ・や・か」があると連体形、「こそ」があると已然形で終わり、文末が終止形にならない。これを「係り結び(係り結びの法則)」と言う
    ・祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。たけき者もつひには滅びぬ、ひとへに風の前の塵に同じ

  • 中学性レベルと言っても馬鹿にできない。
    古典とは、むしろ齢を重ねてのほうがしんみりしっかり古き時代を味わうことができ、人間の根源にも触れることができる確かな遺産だ。

  • 著者は高校の先生から進学塾の講師になった人。
    古文漢文の基礎がきっちりおさえてあった。
    「楽習」シリーズと銘打ってあるのだが、苦手だった分野にはやはり目が向かない。
    国語、文学史など、まずは文系のものから紐解いていこう。

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著者プロフィール

高校の国語教員を十数年経験した後、予備校講師に転身。現在、代々木ゼミナール講師(現代文と論文を指導)。著書『真野真の現代文の読む技術・解く技術が面白いほど身につく本』(中経出版)など。

「2011年 『古典のおさらい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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