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本 ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784426108229
感想・レビュー・書評
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ロシア文学を読みたい読みたいと思いつつ、超有名どころしか知らないのでもっとロシア文学を知りたくなり図書館で借りた。
プーシキンの時代から順番にその時代の主要な文学作品と作者を紹介してくれる。
概要が非常に面白くて、綺麗に纏まってるし実際読みたい!!ととても興味を引かれる。文庫に書いてあるあらすじだとあんまり興味を持てなかった本も、これを読んだら全然印象が違った。
超有名どころから、もう絶版になってるようなマイナーどころまで(有名なのかもしれないけど私は知らなかった)紹介してくれるので、まあ読みたい本が増える増える…。あまり日本では聞かない作者の本は絶版になってることが多くてとても悲しい。
ロシア文学はその時代の政治背景や情勢を反映している作品が多く、ロシア史を勉強した上で読んでみるとさらに理解が深まりそうだった。(どの国でもそうだと思うけど…)
個人的には、王道だけどアンナ・カレーニナが気になった!買ってみたい。
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年代別に、代表作の要訳と引用が書かれている。
どういった時代に、開花し、また弾圧されてきたか。
その関連付けが興味深い。
民主主義の名を借りた全体主義の日本と照らし合わせて読むと、なにか気づきがあるかもしれない。
著者プロフィール
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