そのかめはめ波は違法です!──ワクワクドキドキ大冒険しながら法律武装

著者 :
  • 自由国民社
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本棚登録 : 69
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784426112608

感想・レビュー・書評

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  • 同世代の弁護士さんの1冊、着眼点が面白い。
    でも、そうは言っても漫画だもんね。

  • 息抜きになんとなく読んだ本だったので
    可もなく不可もなく、、、といった印象。

    弁護士やはり硬い職業なので、かなり柔らかいテーマで本を書いても硬くなるなーといった印象。
    いや、分かりやすいんだけど、なんかこう、面白さに欠けるというか。。。

    特に法律を必要としている時期でもなかったことも低評価の要因ですね。

  • とても面白かったです。ちょっと古いとか感じる部分もありましたが勉強になりました。
    ドラゴンボールを読んだことがなくあまり知らないのですが、著者がちゃんと事例説明してくれるので問題なし。

  • ドラゴンボールのそれぞれのシーンから、法律の解説をしています。
    「空想法律読本」に近い内容ですが、笑いを誘うのがメインのものとは異なり、ある程度体系的に法律を学ぶこともできます。
    ただ、ドラゴンボールのシーンが数多引用されていますので、元ネタのコミックを読んだことがない人にはちんぷんかんぷんだと思います。
    そういった意味では、いまの若い世代(中高生)には、逆に分かりにくいかもしれません。

    ただ、一般的な傷害罪や暴行罪、器物破損などにとどまらず、悟空とチチの離婚問題が起きた時や、ベジータとブルマの内縁関係が養育費や相続でどのように法的な問題が生じるか、などは読み応えもあり勉強になりました。

  • タイトルに惹かれました。
    個人的には、もっとドラゴンボールネタがあると思ってましたが、そうでもなかった。(月に連れてかれた兎人参化たちと、その後破壊された月との巻き添えは、個人的にも気になってた)
    善意の第三者って言葉はあまり一般的ではないのかな。

  • 弁護士として法律事務所を経営し、相続や離婚、損害賠償事件に多く関わっている著者が、知識がないと難しい法律問題を子どものころ必死で読んだ『ドラゴンボール』の一場面や登場人物になぞらえて説明した一冊。

    同世代とは言わず、幅広い年代の人たちに今でも人気がある『ドラゴンボール』の世界、漫画だから当たり前とはいえ、現実の世界だったら法律問題になるようなことばかり。

    例えば、悟空やピッコロが破壊した街の建物の損害賠償はだれが支払うのか、ブルマと内縁関係のべジータ、カプセルコーポレーションの遺産を引き継ぐ権利はあるのか、くしゃみで狂暴になるランチに責任能力はあるのか、ただの水を超聖水と偽ったカリン様は詐欺罪なのかなど、本を読んでいくにつれて、あったあったと昔を懐かしみながら法律の知識が身についた。

    法律書は専門的なことばで書いてあったり、そもそも難しい内容の本なので、理解するには時間と予備知識が必用です。
    しかし、知っているか知らないかの少しの違いで、結果に大きな差がついてしまうのも法律の世界。
    それを子どものころ必死で読んだ漫画のストーリーに沿って説明してあるので、わかりやすかった。

    著者の扱う事件に、離婚や相続についてが多いからなのか、本書も離婚や相続に関するものが多かった。
    もちろん、法律の知識も身についたけど、相続する可能性があれば、前々から親族で話し合って、親の意思や兄弟との考えのずれを無くしておくことや、離婚なんてしなくていいように、日頃から夫婦仲をよくして、離婚による不利益や独り身の寂しさを理解しておくに越したことはないなと改めて思った。

  • ドラゴンボールを題材に構成されているので、分かりにくい(とっつきにくい)ことも分かり易く、書かれています。
    まあ、さらっと読む感じになってしまいましたが。

  • マンガと法律を組み合わせた面白いコンセプトの書籍。
    誰もが知っているドラゴンボールを題材に法的観点からメスを入れるという内容。
    具体的には、『桃白白』の殺人契約は民法90条の公序良俗に反し無効となる。や、ウーロンを殺すと殺人罪ではなく、器物損壊罪に当たる等笑があり、法律の勉強が出来る。法律を勉強するきっかけには良い本である。
    生活笑百科の書籍版。

  • ドラゴンボールの世界に法律を当てはめて考えてみるという趣旨。
    大雑把にいうと、刑法、損害賠償、家族法の話。
    著者がいかにドラゴンボールが好きかがわかる。

  • ドラゴンボール内の出来事が法律上ではどうなのか、かなり詳細に検証し分かりやすく書かれています。法律の用語は難しいものです。ですが、ドラゴンボールの出来事に置き換えて説明されると頭にすんなり入ってきます。ドラゴンボールが大好きな人なら楽しめること間違いないでしょう。

  • 若手ビジネスマンが知っておくべき法律知識を
    ドラゴンボールの様々なシーンをケースに
    解説している本。

    難解な言葉は少ないので、
    ドラゴンボール好きなら
    懐かしいシーンを法律ではどう裁くのか、
    楽しんで読めると思う。
    もう一度ドラゴンボールを読みたくなった。


    1 ドラゴンボールのバトルに学べ!
    2 知らないと強くなれねぇ!
    3 遺産をめぐって始まる相続天下一武道会!
    4 ドラゴンボールを読めば離婚なんて怖くない!?

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著者プロフィール

間川 清(まがわ・きよし)
1978年埼玉県生まれ。中央大学法学部卒業。25歳で司法試験合格。現在は自らが代表として法律事務所を経営。損害賠償事件、相続事件、家事事件、刑事事件など、年間200件以上の弁護士業務を担当した経験をもつ。また、著作活動や講演・セミナー活動、メディア出演なども積極的に行なっている。
主な著作に『1年後に夢をかなえる読書術』『裁判官・非常識な判決48選』『気づかれずに相手を操る交渉の寝技』などがある。

「2020年 『仕事ができる人の鬼インプット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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