ねこ背は治る! ──知るだけで体が改善する「4つの意識」

著者 :
  • 自由国民社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784426112998

作品紹介・あらすじ

◆治療・トレーニングは必要ありません。

読んで「知る」だけで、あなたの身体が変わります。

1呼吸が深くなり、2ねこ背が治り、3腕力が上がり、4速く歩けるようになる、知れば納得の知識です!



この本を読めば、あなたのねこ背は治ります。

なぜならこの本には、世の中でほとんど知られていなかった“本当のねこ背になる理由"が書いてあるからです。

あなたのねこ背が治らなかったのは、ねこ背のメカニズムを知らなかったからです。それを知ってしまえば、自動的に正しいねこ背の治し方もわかります。



知識や認識で間違えてしまうと、そこから考えたものや推測は、すべてが見当はずれになります。

けれども最初に正しい知識を持てば、その先は見事に、きれいに“決まる"のです。

そして本当の“正しい"姿勢は、あなたをクールに前向きにします。



またこの本は、呼吸の深さ、腕力の強さ、歩くスピードについても書かれています。

これらもただ、正しい知識を得るだけで、すべてが変わってしまいます。

呼吸の深さと言っても、そのメリットにピンと来る人は少ないかもしれません。

しかしこの本に書かれている内容を教えただけで、骨盤の歪みが治ってしまったり、肩コリが軽くなった人がいると聞いたら、興味が出てきませんか?

呼吸が深くなることは、あなたの健康に素晴らしい効果があるのです。そしてあなたの呼吸は、今よりももっと深くなります。

腕力が強く発揮できるようになると、腰痛が予防できるのはなぜだと思いますか?

この本に書かれたように歩いていると、普通にウォーキングをするよりも、どんどん健康になる理由を知ってみたくはないですか?

これらすべてが、今、あなたの手の中にあります!

感想・レビュー・書評

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  • まさに知っているか知っていないかでこれからの取り組み方が変わる本だった。

    背筋伸ばそうではなく、体を骨に乗せよう的な感じ。

    1. 膝立ち→スネの太い骨に体重乗せる→坐骨
    →これは本当に目から鱗だった。たしかに膝立ちしてると背筋は曲がらん。一度やってみてください。

    2. 正しい姿勢でいれば、思考が冷静になって、合理的になる。
    →無理に胸を張るのも冷静さを欠くことになる。一方で猫背だとリスクが過大に見える。
    眠くもならないし笑

    3. 左右上下の移動は肩甲骨、キーを叩くのは指というふうに、はっきりと役割分担させる。
    →見た目も綺麗になってスピードも上がるらしい。

    4. どんな動作でも、根本からスタートして、末端に向けて次第に連動していくのが正解。
    →体のレンジ(範囲)が大きくなりそうだ。

    さぁここまで知ることができたのであとは意識の問題である。

    通勤時とかやってみよう。

  • ねこ背だけの話だけでなく、肩甲骨や大腰筋、呼吸に関する話もあるので、筋トレやランニングをしている私にとっては非常にためになりました。

  • 自他共に認める猫背を何とか直したいと思って読んでみた。
    これまで背中を真っすぐにしてとか、仙骨を立てるとか、色々言われるけど、一向に長続きしなかった。
    この本によると、結局猫背の人は体の重心の取り方が間違っているらしい。
    膝立ちした状態が体の理想的な状態。
    なぜなら上体が大腿骨の上にきちんと乗っているから。
    立ったときは踵の内側に重心を乗せると体は真っすぐになるそうで、確かに試してみるとなんだかいい具合。
    他にも、
    深い呼吸を意識する。
    腕を使うときは肩甲骨から使うと力を出しやすい。
    歩くときはミゾオチのあたりを足の起点として考えるとよい。等々。
    自分がいかに体の使い方に無知であったか自覚しました。
    それにしてもこの本、主張する所はとても明快で効果がありそうなのに、お陰話というか、人生変わると言わんばかりの文章が蛇足。
    猫背だった自分を攻撃されているようでちょっと悲しくなった。

  • 読んで知識として習得するだけで変わる体の4ヶ所を紹介する本。
    タイトルのねこ背はその中の1つ。

    呼吸・ねこ背・腕力・速く歩くことをテーマに、
    肺・重心・肩甲骨・体幹の重要性を、大変わかりやすく図を多用して説明。
    一般的な人が陥りやすい状態とその理由から、
    何を意識することで、どう改善されていくのか?という流れも親切。

    効果実感については意識を継続し、行動を継続する必要があろう。
    ただし、紹介されている内容の納得感は高く、大変わかりやすい。
    どれも心がけだけで実践できるものなので、トライしてみたいと思う。

    個人的には肩こり対策を含めて、肩甲骨に重点を置いてみたい。

  • これは、わかりやすい!子供達に姿勢良くと背中を叩いても猫背は治らない。体の重心を踵の内側にし、深い呼吸をし、正しく歩くことで猫背は治る。
    肩甲骨などの骨の仕組みもわかりやすい。
    子供達に言ってもわからないだろうから読ませたい。


  • ねこ背は、バランスがうまく取れていないということ。
    ・ひざ立ちで立つ
    ・踵、スネの骨に体重を乗せる
    ・坐骨に乗って座る

    他にも
    ・深い呼吸が大切
    ・腕は肩甲骨から動かす
    ・脚はみぞおちから生えてる

    意識するだけで、知識をつけるだけで人は変われる。

  • 一般常識とされていた良い姿勢…実はそうではなくて…ときちんと骨格から説明されており、大変参考になった。
    最後の章の歩くの項目は腰からあるくという他の本で謎だった事が解けてこれから気持ちよく歩けそうです。

  •  呼吸を深く、猫背を治し、腕力を高め、速く歩くための知識が書かれています。①呼吸は、胸式も腹式も同時に行う全体呼吸が一番いい ②猫背を治すには、正しく骨に乗ること。膝立ちすると背筋が伸びる、その感覚、大腿骨で身体を支える ③腕の付け根は肩関節でなく肩甲骨、肩甲骨を意識し、肩甲骨を使いこなすと腕力は上がる ④足の付け根は股関節ではなく大腰筋の上の端(みぞおちの少し下あたりで、背骨についている筋肉)、大腰筋を使って大きな振り子で歩く。 4項目、納得です!
     無意識でなく意識して運動したり呼吸や食事することの大切さを最近学びました。この本も知ることと意識することの重要性を説いています。小池義孝「ねこ背は治る!」、2011.11発行、再読。呼吸、ねこ背、腕力、速歩について書かれています。呼吸は深い呼吸、鼻呼吸、腹式呼吸(全体呼吸)ですね。ねこ背を治すには、膝立ちして大腿骨で身体を支える感覚を知ること。腕の付け根は肩関節ではなく肩甲骨。これを知れば動きはダイナミックになる。足の付け根は股関節でなく大腰筋の上(鳩尾の少し下あたり)。ここを支点に歩けば速く歩ける。

  • ①肺の大きさ、位置、形を意識して呼吸する。呼吸が浅いので深く大きく、全身に酸素を巡らせる。肋骨意識。
    ②膝立ちが綺麗な姿勢(大腿骨でささえる)。立つ時は正しく骨に上半身をのせる。土踏まずくらいに重心を。脛の太い骨を意識、のせる。座っている時は坐骨を意識。
    ③肩甲骨の可動域を考える。肩は肩甲骨から、と意識。体の中心を動きの起点にする。
    ④足は鳩尾の下から、足、と意識。大腰筋が大切。大腰筋を意識する。

    おおまかに自分用にまとめ。
    かなり主観的なことも多くかかれているので、胡散臭さがすごいけど、内容はなるほど、と思う。
    実践も簡単で、やってみよう、となる。

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著者プロフィール

小池 義孝(こいけ・よしたか)一義流気功治療院院長/昭和48年生まれ。平成18年、「気功治療院 一義流気功」を東京都に開設。 翌年に気功治療の技術を伝える、「一義流 気功教室」を開設。気功治療の内容はどの流派にも属さず、独自の道を歩み続ける。見えない気功という世界でありながら、明確な論理に裏付けられているのが特徴。主に現代医療や一般的な療法で行き詰まった人達に施術をしている。

「2022年 『見るだけで体が変わる魔法のイラスト[新装版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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