わかりやすい自己破産 (イラスト六法シリーズ)

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  • 自由国民社
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  • Amazon.co.jp ・本 (178ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784426113605

感想・レビュー・書評

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  • 第1版 1993年、改訂7版 2012年。(20年近く続いている?)

    「わかりやすい『自己破産』」 というタイトルですが、その通りわかりやすいです。
    破産に関する内容を説明するために、挿絵やマンガが使用されています。
    最近では キャラ重視や無駄なストーリーで本来の中身が薄かったり、頭に残らない一枚絵の図解本が多い中、本書はうまい具合にマンガを使用していると思いました。

    個人的に破産についてはまったくの無知でしたが、印象に残った内容は、
    ・債務が免責されると破産者でなくなること
    ・破産・免責許可になっても、周りに普通は知られないこと(場合によっては知られるが)
    ・親に借金があっても相続放棄できること(財産も放棄になるが)
    ・取り立てとして認められる行為について
    ・(やはり)保証人になってはいけない ということ
    ・夜逃げは何の解決にもならないこと
    などです。

    とにかく、借金に苦しんでいる人がいたら、信頼できる弁護士に相談してもらうのが一番だと思いました。借金苦で自殺するなどといったことの無いよう…。

  • 分かりやすい。

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著者プロフィール

1946年愛媛県生まれ。地下鉄サリン事件被害対策弁護団団長、年越し派遣村名誉村長、日本弁護士連合会会長などを歴任。2012年12月と2014年2月の都知事選に出馬。
現在、全国クレサラ・生活再建問題対策協議会副代表幹事、全国ヤミ金融・悪質金融対策会議代表幹事、反貧困ネットワーク代表世話人、人間らしい労働と生活を求める連絡会議(生活底上げ会議)代表世話人、週刊金曜日編集委員、希望のまち東京をつくる会代表、供託金違憲訴訟弁護団団長、公正な税制を求める市民連絡会共同代表、などを務める。
著書に『反貧困――半生の記』『希望社会の実現』(花伝社)、『弁護士、闘う――宇都宮健児の事件帖』(岩波書店)、『わるいやつら』(集英社新書)、『「悪」と闘う』 (朝日新書)、『自己責任論の嘘』(KKベストセラーズ)など多数。

「2017年 『東京をどうする』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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